人気者になりたかったのは、さみしかったから
車の修理があったので、近くのディーラーへ。
メンテナンスに1時間くらいかかりそうということだったので、PCを持ち込んだら大正解だった。書くやん、note。
いやもう夏休みがね。夏休みすぎて。too much 夏休みな日々で、なんにも仕事が進まない!だって子どもたちが毎日目の前でダラッダラしているんですよアナタ(笑)。そしてわたしの命綱でもあるワークスペースのある主寝室が、在宅ワークのハチ(旦那さん)に占拠されておる。
仕 事 な ん か で き る か あ !
ということで、毎年8月はほんとうにあきらめていたの。いろんなアウトプットを。でも至極かんたんなことで、「時間」は売るほどあるわけなので、わたしの場合は「空間」を確保すれば良いのじゃった。ということじゃった。
ま、夏は遊ぶ。でいいんですけどね、別にね。
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ゴールデンライフ・プロジェクト。の中での宿題でも、ライティングライフ・プロジェクトの中でもわりと書いてもらうのが『起こしたい10の変化』というもの。
誰しも、起こしたい変化というものはあるよね、ということで、それを明確化するために言語化する。
わたしは、ちょっと前に書いた項目でめずらしく「たくさんのひとと心が通い合っている」という内容を書いていて、それがなんとなく心に残っていた。
これまでの、呪いのように自分の中にあった「人気者になりたい」という思い。それが、ちょっと薄れてきたような気がする。どうして人気者になりたかったかというと、寂しかったからだ。
だれかとペアになりなさい、と先生に言われるたびに、だれにもペアになってもらえなかったらどうしようと震えるほど怖かった。自由に友だちと食べるお弁当の時間も、だれにも誘ってもらえなかったとき(クラスの女子全員にシカトされていたとき)は、トイレにこもって独りで食べた。なんかパーティーっぽい集まりで、みんなでお互いに「いっしょに写真とろー」とかの撮影会的な盛り上がりの様相になってきたら、だれにも写真を撮ろうと誘われない自分はここにいてはいけないと思って、黙々と給湯室で皿を洗っていた。
いつもいつも、砂を噛むようなさみしさがわたしの人生にはつきまとっていて、その呪いから逃れるためだったらなんでもした。それから逃れるためだけに、「人気者」になりたかったし、けれども「人気者」にはなれなかったので、今度は「悟り」「覚醒」を目指したりした。
ようは、苦しみから逃れたかっただけだった。
でも、わたしのこのさみしさって、人気者になりたかったんじゃないんだよな、と気づいたのは最近だ。人気者になる必要はぜんぜんなくって、わたしはただ、目の前にいるひとたちと、心を通い合わせたかったのだ。
体育でペアになるときも、そのときとなりにいた子と心を通わせて「一緒にやろう」と言えたらよかった。お弁当……は、いじわるな女帝みたいな子がわたしを攻撃していたからむつかしかったかもだけど、それでもいじわるじゃない子たちは数人はいたから、「一緒に食べたい」と言えたらよかった。
人気者になってチヤホヤされて、もうあんな悲しい思いはしたくないってずっと思ってたせいで、いつのまにか「人気者にならなくてはいけない」「そうしないと、永遠にさみしいままだ」みたいな公式にすり替わっていたんだと思う。
となりにいる誰かとただ、目と目を合わせて、心が通い合っていれば、それでよかったのだと思う。
っていうのが、「起こしたい10の変化」を書いてみて、ふと気づいたこと。
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