雑記

・ヨルシカLIVE「月と猫のダンス」、YouTubeにあげてくださってありがたい。ヨルシカのライブ構成はおおよそ聞いていたものの、実際目にして、冒頭から引き込まれる。けれど2時間しっかり観る時間がなくて、今日のところは取り急ぎ部分的に。 

・suisさんの歌声は何度聴いても素敵。そして、『左右盲』でキタニさんのコーラスが聴けたのがとても良かった。あの控えめなキタニ感がぐっとくる。ポニテも◎。この曲、今の自分にいたく響いた。下記部分が『幸福の王子』っぽいなと思って聴いて、後から調べたらやはりモチーフになっているようだった。

僕の身体から心を少しずつ剥がして
君に渡して その全部をあげるから
剣の柄からルビーを この瞳からサファイアを
鉛の心臓はただ傍に置いて

・『幸福の王子』は単なる美しい自己犠牲では片づけられない、ほかにも色々含みがあるお話だけれど、思えば昔から自己犠牲をテーマにしたような本に強く惹かれてきた。幼少期でいうと、『人魚姫』、『おおきな木』、大人になってからだと『レ・ミゼラブル』、『塩狩峠』(※宗教色強め)等。
そういう作品に触れるたび、自分はどれだけ人に与え得るのか、大切な人のためにどこまでならすることができるのかとか、考えてしまう。自己犠牲が美しく尊ばれるべきものとは必ずしも思っていないのだけれど。

・とにかく『左右盲』に感動を覚えた。キタニさんがコーラスしているところは、亡くなった彼と今を生きる彼女が二人寄り添っている感じがする。彼は彼女の幸せを願っていて、でも彼女は彼のことを忘れてしまいつつあり、、というのを最後suisさんお一人で歌うことで表現されており、それが悲しみを濃くしていて胸打たれた。
皆さんが工夫して様々な音を出されている様子や、物語の全容も気になるので、追ってしっかり全部観たい。

・今日はラウアバ名古屋整番発表。あまり良くなかった。正直あれから毎日つらくて、整番これっていうのが悲しい。予定通り3公演行けたら、まだあと2回チャンスあるって思えるけど、もう(たぶん)ないから、余計つらい。出先で知って涙して、しかもそれをツイートしてしまったの、あまりに痛恥ずかしい。ライブの整番悪くて泣く女とか、重すぎる。でも、それぐらい大切で期待もしてたから、、。
FCの方二桁っていうのも多く見かけたので余計に。
でも、整番良かった方には「良かったね」、悪かった方には「悲しいよね」の❤️をちゃんといっぱいした。

・1公演も行けないという方もいる中で、初日名古屋に行けることに感謝しなくてはいけないし、実際感謝しているのだけど、ちょっとどうしようもなく苦しい。やっぱり、近いに越したことはないので。

・そのとき栄に行っており、ラウアバに手持ち服で行くか新しく買うかずっと迷っていた。一旦やめておこうと思ったものの、少しでも気分を上げるために、結局一着買った。ただ、実際それを着て行くかまだ決め切れていない。

・情緒不安定すぎて各方面に支障を来しそう。
でも、ライブ前に落ち込むことはこれまでもあって、結局生のキタニさんの音楽と言葉に触れたら、その素晴らしさが全てかき消してくれたから、たぶん大丈夫。というか、大丈夫と思うしかない。

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