メンズアイドル?
私はメンズアイドルが好きだ。
とんでもない衝撃を受けた。これがアイドルという存在として実在する男性なのかと。
どうも、平成墓嵐グループプロデューサーの夕月未終です。
私メンズアイドルが大好きなんです。
オタク、というのとはちょっと違うかもしれないんだけど。
きっかけは仕事だった。
ライブイベントスタッフや、映像撮影カメラマンや、映像編集などの仕事をしていてアイドル、歌手、俳優、芸人、アーティスト、DJ、ダンサー、たくさんの素晴らしい方々のお仕事に携わらせていただいているのですが、(夕月未終とは全くの関係ないところで)メジャーアーティスト、誰もが知ってるバンドの人、なんなら撮影したものがTVに出てたり、作ったものが広告動画になってたり本当にたくさんの貴重な経験をさせて頂いていて。
そんな中でやはり歌って踊るアイドルを、私なりに再構築するならばこうしたい、こう言うものが見たい、と言う気持ちで立ち上げたプロジェクト墓嵐
アイドル界で見たいものが、無かったのね。
で、私はそれを運良く作れることができて、それはもう夢にも見なかったすごい景色が見れたし、肩書きも手に入れた。
たくさんの人が賛同してくれたり批判してくれたり、好かれて、嫌われて、認められた。
凄いよね。
ほんと、凄い。
私の見たいアイドルが3つあるんだけど。
そのうちの2つがいま形としてあって、もう1つは墓嵐じゃなく、全然真逆で。もう3年くらい考え続けているのだけれど、なかなかうまくいかないね。
女アイドルとしての平成墓嵐
男女混合ユニットとしての平成墓嵐
バンドとしての平成墓嵐
これがまず全て1つのグループで体現できて次に観たかったのがメンズアイドルとしての平成墓嵐。
派生ユニットとして「平成墓嵐突鬼隊」というグループで活動しています。
突鬼隊、メンズアイドルとして、ではなく、墓嵐のまんま、メンズアイドルの畑を借りてライブがしたい。
メンバーの、「次の、新しい景色が見てみたい」
「エンターテイメントをやりたい」
「表現活動がしたい」
「女の子にキャーキャー言われたい」←これはアッくん。笑
戦いたい。戦いたいんだよね、
新しいと言われてしまうのかもしれないんだけど私は、メンズアイドルイベントの中で観たいライブが有って、それをアイドルたちが体現してくれている。
これはもう、本当に素晴らしいことで、有難いことなんです。ありがとう。
そして、面白いと言ってくれる人も居て。
なにより、本家平成墓嵐としては、もう割と形が固まってきてしまっていて、
メインメンバーにはほぼなれない、しない、と考えていた研究生のLIQが正規メンバーとしてスポットライトを浴びて欲しいでも平成墓嵐が出演させて貰っているのは女アイドル現場。
全然固定ファンやチェキ撮ってくれる人が定着してない様に見えるアッくんが1番輝ける場所はメンズアイドル。
平成墓嵐は運良く一部の世間さまに面白がってもらえているので男女混合で女アイドルイベントに出演させて貰っていただけなのよね。
メンズメンバーが増えるにつれ、平成墓嵐が完成へ向かうにつれ、
どんどん私たちのホームは地下ライブアイドルという場所ではなく、
バンドやアイドル含めたサーキットイベントの様な現場の方が安心できること(これは女メンバーのみでのライブでもそう)
難しかった、けれど、それでよかった。
私が観たかったのは、表現者としてのライブ。フロア含めみんなでやるライブ、プレイヤーそれぞれの方向性やライブの意義が違ってもいい。
ただ、絶対にライブに対して真摯に向き合いたかった。
元々、バンドでライブを五年程やっていて、シンガーでデビューしてCD出させて貰った時も
バンドでギター弾いていたので。
歌って踊るよりもパワーコード弾きながら歌う方がよっぽど簡単なのね、
アイドルなんて聞いたことなかったし。
バカにしてたの。
でもね、バンドでは絶対できない表現活動だったんだ、バンドじゃないと出来ないことももちろん多い。
だけど、バンドやるにあたっては私が常に弱くて引っ張る存在ではなかったと思う。それは技術と才能の欠如だね、
アイドルの表現でこんなことできるんだ!とか本当にお客さんとの対話が出来て最高なんだ。
ありがとう。
大好きになったよ。
でも、同時に好みじゃないところもたくさんあったし。だからこそ、アイドルという畑で世界で、1番私の観たいライブが作れたこと、人生擦り切らせてやってきたけど良かった。
まだまだなんだけど。
アイドルって、素晴らしくて、
その人自身を応援するじゃない?
墓嵐は特にそうなんです。
全曲カバーなんだもん。
その素晴らしい曲を、どう表現するか、その人の活動の元々のキャラクターの枠を超えてどこまで違う顔を見せてくれるのか。
そのアイドルの才能の振れ幅を見せ付けられる場になったと思う。
それは同時に私もそうで、あんなに踊ることになるとは思わなかったし、25曲くらいかな?踊れるようになるとは思わなかった。
あんなに明るくMCをすることになるなんて想像もしてなかったし、面白おかしい人になるなんて思わなかった。私の中のひょうきんさに全振りしている場面も多々ある。
だからこそ、夕月未終を好きだった人には受け入れられなかったのだと思う。ごめんね。
だからこそ、私は平成墓嵐のプレイヤーとしては愛、夕月未終と名乗っています。
プロデューサーとしては、夕月未終。ややこしいよね。
25人以上?居る平成墓嵐の中でイメージカラーの赤を背負うこと、そしてセンターを担うこと、これについての道のりはまた別の機会にお話しするとして。
平成墓嵐は1番、アイドルりょくが試されるグループだと思う。
いろんなアイドルの曲をやるから、可愛いのからかっこいいのまで。その曲をどこまで自分らしく、より良く表現できるか。
私は、女アイドルはたくさんの試みがあって、たくさんの音楽ジャンルの中から生まれて、
変わってるキャラクターのアイドルもたくさんたくさん生まれては消えてきたと思う。
7/16の新宿ロフトで解散ワンマンライブ
というライブを行ったけれど、これの意味もいずれ分かると思う。伝えきれるといいな。
そこでも発表したけれど、
難しいことがたくさんあった、やりたい事もたくさん、たくさん増えた。夢まで見ちゃった。欲が出た。
🔥7/16平成墓嵐LOFT解散ワンマン終演後挨拶🔥
https://youtu.be/WIR21torEqs
けど、いま1番観たいのは墓嵐のメンズアイドル。
兎に角、顔がかっこよくて、スタイルが良くて、なにより面白いんです。楽屋芸人なだけかもしれないんだけども。
こんなにイケメンなのにそれより先に面白くて、やりたいライブ、やりたい表現があるだなんて素晴らしい、そして、墓嵐じゃなければきっとメンズアイドルグループなんて所属しなかった逸材たち。会うたび毎回、こんなに人として素晴らしくて可愛くて個性的で優しくて頭が良くて面白いイケメンが存在するのか?!ってびっくりしちゃうのね。
どんどん好きになっちゃう。困ったな。
そして、会うたび毎回どんどん、この人たちの素晴らしさが世界に気づかれる日を待っているの。
ポテンシャルが意思が素晴らしいと思っているから、だからこそ私はきっかけを作ったに過ぎない。
彼らの、私が好きだと思う彼らの一面を引き出して、より良くエンターテイメントとして、娯楽として、景観として、泣けちゃうような笑っちゃうようなライブを観たいから、作りたい。
私はようやく側から第三者として、墓嵐のライブを観れた様に思う。
呪縛を7/16解散ライブが、少しだけ浄化してくれたと思う。
だからこそ、自身への反省点、改善点がものすごい勢いで脳が理解してしまった。言語として。
だからこそ、明確に見えた私の理想のライブ。
絶対みんなで観ようね。
私はもう、自身の努力だけで引っ張り上げる力技みたいなことはできないんだ、
だって、女に生まれたから、どうしたって女にしか見えないから。
なにより、その観たいライブに私では力添えできないから。
頑張れ、って応援電波を送るしかできない。
私もメンズアイドルのプロデュースは初めてだし、分からないことだらけ、知らないことだらけ。でも、それは墓嵐を始めた時も夕月未終として活動を始めた時も同じこと、ミスiDを受け続けるのも同じこと。常に挑戦者でなければ。