スーパードクターK通算100巻達成記念トークショー参加レポみたいなもの

絶対に取れないだろうな〜と思っていたK2のイベントのチケットを友人が
取ってくれたので、ありがたく参加させていただきました!

イベント会場は池袋のホールMIXA。
今回のイベント参加者はなんと100人限定ですって!
このチケットを当ててくれた友人、マジで凄すぎるやろ……。
感謝の言葉しか出ませんわ。
ちなみに、倍率は15倍だったそうです……。

以下、簡単ではありますが、覚えている部分だけ備忘録という形でサクッと載せておきます。
他に細かいレポが出てると思うので、詳しく知りたい方はそちらをご覧になってください。


歴代編集者

•梶原和哉さん
•林田慎一郎さん
•畑山真弓さん
•塩崎哲也さん

あ、そうだ。真船先生の好きなキャラは高品龍一、富永研太、宮坂詩織、
ドクターTETSU、刈矢先生etcとイベント開始前にスクリーンに紹介がありました。

•あなたの好きなエピソードは?

梶原さん:SDK10巻カルテ8「カメラ小僧」
林田さん:SDK14巻カルテ9「極道の流儀」
畑山さん:K2 394-395話「応召」
     SDK 6巻カルテ6「スペース・オペレーション」
塩崎さん:K2 451話「イシさん東京へ行く」

「スペース・オペレーション」の話では真船先生と編集さん、
そして原案協力の中原先生も打ち合わせで盛り上がったそうです。
また、真船先生は宇宙開発に興味があり、スペースシャトルの資料を
持ってたとのこと。

「カメラ小僧」の話では、真船先生曰く、際どいアングルのイラストも
描かないといけなかったとのことで、そういう雑誌を資料として買うのが
恥ずかしかったと仰ってました。

「イシさん東京へ行く」は、現地の人も悶絶するスパイスを話に活かしたかった
と話されてました。
また、この回で現在の担当である塩崎さんが、以前テレビ関係のお仕事をされて
いる時に料理関係の番組をやったことがあり、話のアイデアを出したと話されて
ました。

•真船先生との思い出で印象深いことは?
この質問では、真船先生も編集者の方々も中原とほる先生に
会いに行ったことと回答されてました。
畑山さんは、本物のお医者さんから電話が来て手術の資料に使わせて
欲しいと連絡があったとのこと(確かそう言ってた気がする)
あとは、真船先生と編集さん(どなたか忘れてしまってスミマセン)が
中原先生とBBQをして飲んでいる時に急患の連絡が入り、中原先生の
顔つきが一気に変わったそうです。それが道尾先生の回に活かせて描けた
かなって思うとのことでした。

•連載開始当時のお話を聞かせてください
漫画がどんどん潰れていく時代で、イブニングも大変だった
そうです。イブニングを救うためにヒット作の第二部が欲しかったとのことでした。
医療アクションが医療大河になった。
真船先生はK2の連載前に過去二度週刊誌連載で失敗されており、K2の1話では
描く線の一つ気持ちを込めて描いたそうです。そして、心臓移植のシーンでは
「絵が上手くなったね」とある先生から言われて嬉しかったとのこと(名前ど忘れしてスミマセン)

先生は高校生の頃に体を壊されている。
先日資料や原稿の整理をされていた際に、高校の時に医者モノの原稿が出てきた。 
梶原さんからK2の打診をされて嬉しかったとのこと。

SDKを書く前から草野球チームをやっていた。チームのレベルはかなり高かった
らしいです。

•真船先生に聞きたいことはありますか?

塩崎さんから逃げたいと思ったことはありますか?と聞かれ、先生は一度だけ
逃げたことがあるとのこと。
その時はアシスタントさんにやめたいと言ったら、いいと思いますよと言われ、
救われたと話されてました。

梶原さんは華佗の話はいつかやりますか?と聞かれてました。
華佗の話としては彼が亡くなった時に残した医学書を悪用されると思い、妻が
燃やしたとされるが、実はそれはフェイクで、彼女がそれを持って日本に逃れ、
後に卑弥呼になったという設定を考えていらっしゃったそうです。

畑山さんは先生のことを「優しい鬼」と言われてました。
先生は基本穏やかな人だけど、面白い話を書くためなら引かないということ
だからだとのことです。

林田さんはお礼を申し上げますという内容で、どういう意味だろう?と
思ったら、何でも定年の時にTシャツとトートバッグを先生に作っていただいた
そうです。
またドクターKの編集を8年やって編集者としての足腰が強くなったので、お礼を
申し上げますとのことでした。

•昨年の無料公開のブームで先生のまわりに何か変化はありましたか?
先生曰く、今までは姪っ子さんが先生の仕事には一切興味を示さなかったが、
グッズが出てそれを持っていったら興味を持つようになってくれたみたいです。

以下、お客さんからの質問に対する回答のコーナーになります。

•医学の知識で自分や周囲の人たちの病気や怪我を治したことはありますか?
細かいことは覚えてないんですけど、先生は親類縁者に手術の説明をするのは楽だったと話されてました。

•独特な擬音はどのようにして生まれたのか?
一歩踏み込んで考えるとのこと。

•お休みの日はどんな風に息抜きをしていますか?
以前はプラモを作られていたそうですが、今は猫ちゃんを飼っているので、
猫ちゃんを愛でて息抜きをされてるとのこと。猫ちゃんは10年前から飼われて
おり、代替わりしているそうな。

•T村の診療所の間取りはどうなってますか?(だったかな?)   
外観を先に決めたため、今は矛盾が出ており、細かい設定は決めていなかったので後悔しているとのこと。

•登場キャラのプロフィールがあれば教えてください
神代一人先生は雪の日に出てきたので、2月のイメージ。
富永は梅雨明けのカラッとした7月くらいのイメージ。

あとはちょっと忘れたのでスルーでよろしくお願いします。

ざっと覚えてるところでこんなもんか。

あ、それとトークショーの終了間際に先生が「少しお時間をいただきます」と
仰り、先日亡くなられた芦原先生のことについてお話をされました。
先生、ステージ上でちょっと苦しそうに喋っておられてたんですよね。
かなりショックだったんだと思います。
ですが、「言葉を噤まないで欲しい。好きな漫画家さんがいたら感想を送って欲しい。
そうしたら僕たちも頑張れるので」と仰ってました。
先生は本当に作品に対して真摯でまた作品もキャラも大事にされている方で、
物語を作るにあたってとても熱い方なんだなというのが客席から見ていても
よくわかりました。
今回のイベントの感想をまたファンレターに書いて先生に送ろうと思います。

去年の無料公開から沼落ちしてどハマりし続けてるK2ですが、本当にこの
イベントに参加することができてよかったです。
今後も作品を応援していかなくては。

それではここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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