嫌いだけど好きな自分。
「みおちゃんって本当に面白いよね!」
と、私がガハガハ笑ってるだけでそう言ってもらえる事が多い。
そう、私はよくガハガハ笑う。
お腹から出るような大きな声で、リアクションを踏まえて思いっきり笑う。
私はそんな自分の笑い方が嫌いだけど好き。←どっちやねん
憧れの女性像
自分にとってのないものねだりの憧れの女性像っていうのがある。
色白で透明感があって
ナチュラルな空気感で
おっとりとしたしゃべり口で女の子らしい声で
笑顔が可愛くて
白いワンピースと麦わら帽子が似合って
手にはお花とか持っちゃったりして。
何かこう思わず抱きしめたくなっちゃうような柔らかさとか儚さとか
守ってあげたい支えてあげたいとか頭なでたくなっちゃう
感受性が豊かで
実は自分をしっかり持っていて
やりたい事に対して突き進む行動力とか
冷静沈着さとかギャップ感がある。
そして・・・
(なんて色々書きながら止まらなくなるからここで区切ります。笑)
こういう女の子が私のないものねだりの憧れの女性像。
いわゆるね、かわいい女の子が大好きで憧れるんです!!←
やっぱり自分にないものを持ってる人ってキラキラまぶしいんだよね。
自分を好きになりたかった
私はようはそういう憧れの女性像とは正反対なわけだ。
そして昔から私はまず自分の声が嫌い。
そして笑い方が嫌い。
でもこれってどうにもできなくてさ。
過去には「もっとおしとやかに笑える女子になろう!」とか思って、笑う時に口元に手を持っていって「ふふふっ」みたいな笑い方の練習したこともあったの。
憧れの女性像に近づいて少しでも自分を好きになりたかったから。
でもさ、結局そんなの無理だった!!
憧れの自分は決して本来の自分ではなかったし、無理をしなければいけないし、それはもう自分を全否定する事でしかないって思った。
憧れに近づくための努力って必要な事だとは思う。
でもそれで自分を否定して受け入れずに拒否していたら、自分自身にとても可哀そうな事をしてるなって思った。
無理した自分を好きになってもらって、それで私は心地いい自分でいられるのか?って言ったら決してそうではない。
憧れの女性像への想い。
それは裏返すと今のありのままの自分を好きになりたいっていう自分の心を表してるのかなと思った。
いい所見つけ
私はそれからというもの、周りの人が言ってくれる客観的に見た『私』のいい所見つけをするようになった。
つまりは周りの人が褒めてくれる事をなるべく!素直に受け入れようとする事。
自分の事が好きになれない私は、自分を褒めてくれる人の言葉を「ひょっとしてお世辞言ってるんじゃないか?」と疑ったりして素直に受け入れられなかった。
でもまずはその褒め言葉を素直に受け取って感謝を伝える事を意識するようにした。
その中で少しずつ『自分』というものが見えてきた。
よく言ってもらえるのが
「みおちゃんと話すと元気が出る!」
「みおちゃんがいると明るくなる!」
こんな内容。
これってなんだろうな、って分析した所、
大きな笑い声
笑顔でいることが多い
これなのかなと思った。
とことん自分を解放しよう
そして私は自分の1番嫌いな所をとことん解放する事にした。
大きな声で笑う事・大きなリアクション
冒頭で出たガハガハ笑う事だ。
最初はめちゃくちゃしんどかった。
「あっ、この笑い方下品な女って思われたかな」とか
女性としての自分の周りの見え方をめちゃくちゃ気にした。
でもそれを続けていくうちに、この笑い方が面白くて笑ってくれる人が出てきた。
しまいにゃ
「みおさんは笑い声でどこにいるか分かる!」
とネタにされる始末。笑
でもその言葉にネガティブなイメージは一切ない。
いわゆる笑顔の連鎖みたいな出来事。
それがなぜだかとっても幸せな気持ちになった。
自分の1番嫌いな所なのに、それを好きで笑ってくれる人がいる。
なんか自分を認めてもらえたような、受け入れてもらえたような気がした。
それこそありのままの自分を。
これがきっかけで、私は自分の1番嫌いな所を嫌いだけど好きになれた。
心地いい自分でいよう
どうしても自分の嫌いな所があると、他者からの見え方が気になりがちだけど、結局自分が心地いいか心地よくないか、それでしかないよなと思う。
他者の目や自分の理想に寄せる事が心地いいのか
自然体の自分でいる事が心地いいのか
その判断の仕方は人それぞれだけど、私は後者だ。
自分の事を好きになろうとはしない。
する必要もないと思う。
でも心地いい自分でいる事や、自分を認めてあげる事はしてあげたいなと思う。
自分の事を大切にしてあげる事が基盤で、そこから幸せの連鎖は自然に起こっていく。
だから私はこれからも嫌いだけど好きになってきた自分の事をたくさん抱きしめて受け止めてあげようと思う。
心地いい自分の時間を人生を生きていくのだ!!
心地いいとはまた違うものかもしれないけども・・・
そんなありのままの私がやっているのがこちら。
ジャイコナイトシズオカ!!!!!
年齢とか経歴とかなんとかそんなの関係ないよね。
アラフォーだって思いっきり楽しんではしゃぎ倒すのだ!!
そんな姿をいくつになっても見せ続けたいイエロー担当富士富士世ことみおなのでした。
(繋げ方と終わり方下手くそか)