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旅立ち

1ヶ月前、久々の友人からの連絡がはいった。
それはなんとも言えない連絡だった。
20代前半に飲み仲間だった大好きな友人が危篤ということ。
1日でも早く顔を見に行きたい!と思ったけど、
間に合わなかった、、、

彼は一年前の夏頃久々に連絡をくれ、
自分の病気のことやマイホーム計画のこと、奥さんのこと、子どものこと、キャンプのこと、、いろいろ話をし、近いうちにまたお茶でも行こう!!なんて約束もしたところだった。
そろそろ連絡してみるかなぁ〜〜忙しいかなぁーーーなんて思ってた数日後のことだった。

うそでしょ?!
と、涙がとまらなかった、、、

会わないでいてもどこか元気にしているだろうって、私の勝手な想像だった。
私のことを手のひらサイズにして、胸ポケットに入れておきたいって言ってくれて、
とにかく何をしても笑って見ててくれるあの優しい笑顔。
時には、ちゃらんぽらんだった私を叱ってくれることも。


亡くなった日の朝、
亡くなったと知る前、ガラスの器を落として割ってしまった。
滅多にお皿を割ることなんてないのだけど、、、
とっさに思った。

挨拶にきてくれたんだね!
と。
ありがとう。

また新たな旅立ちをした彼だけれども、
もうあの姿に会えないと思うと、
さみしくてたまらない。
あのイケメンな満面な優しい笑顔の姿が見れないと思うと、
さみしくてたまらない。

後悔してもしょうがないが、
彼の死で、
後悔しない生き方を、、、
一日を大切に、、、
人間には肉体の期限があること、、、
を教えてもらった。


明日も笑顔溢れる一日を!

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