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【豆知識】未知の海域生物を書き上げた地図

どうも、みおです。

大航海時代(15~17世紀頃)の地図には、
現代では考えられないような奇妙なモンスターのイラストが描かれていました。

代表的なのは下記のとおりです。
・クラーケン(巨大なタコやイカ)
・シーモンク(魚の体に修道士のような頭部)
・シーサーペント(海竜)

地図製作者は、航海者に「ここから先は未知の危険がある」と警告するため、モンスターを描き込みました。

当時は生物学や地理学の知識が不足しており、
見たことのないものを「モンスター」として表現しました。

未知の海域には「何が潜んでいるかわからない」という恐怖があり、
それがイメージ化されたのです。

地図自体が貴族や富裕層のステータスシンボルであり、
モンスターのイラストは装飾としての役割も果たしていました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%8A

この地図は、イタリア共和国北東部のヴェネツィアで作成され、
現在、Carolina Rediviva(カロリーナ・レディヴィヴァ)に
収容されているようです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Carolina_Rediviva

今のアニメやゲームでは、モンスター、敵として、
たくさんのキャラクターが描かれてますが、発端は
この習慣かもしれません。

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