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当時の私に与えた影響

初めまして、Mと申します。
初めて書くので内容は何にしようか考えた時
私の人生を変えたと言っても過言ではない
この小説について書くことにしました。

こちら原田まりる先生の著作、
「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に
哲学のこと教えてくれた。」という作品です。

この本を読んだきっかけは当時14か15歳の時
好きだった男装アイドルさん「風男塾」の元メンバー
流原蓮次(原田まりるさん)が本を出されていると
知って読んでみたくなったからです。

昔から本を読むのが好きだった私。
でも感動を覚えたり衝撃を受けたりする事は
ありませんでした。
なのでこの作品に出会い初めて衝撃と感動、
人間らしさについて教えられた気がします。

長くなりましたがこれからネタバレにならない
程度にお話について書かせていただきます。

本作の主人公は17歳の女の子児嶋アリサちゃん。
そして現代の姿のニーチェ、哲学者です。

児嶋アリサちゃん(以下アリサちゃんと表記)は
失恋しやる気が出ない。そんな状態。
そんな中ニーチェと出会います。

最初はえ、ニーチェ?あの?
の様に驚きます。それもそうですよね
だって現代に溶け込める姿の男性がいきなり
ニーチェだ、と言うのですから。

その後ニーチェと街を散策していくうちに
ニーチェの知り合いや友人に出会います。
その人たちもまた、哲学者です。

ニーチェや哲学者達の話を聞いていくうちに
アリサちゃんの心に変化が出てきます

大まかな内容はそんな感じ。
これだけ見るとえ?そんなもん?って思うかも
知れませんが本当に良い作品です。

では私の人生を変えた、ということについて
長くなるかと思いますが書かせていただきます。

当時14、15歳の私。中学生でした。
その時の私はいじめられていた事もあり
1人でぽつんと本を読んでいる…そんな感じでした。
多かった友達が減り、残った友達とも上辺だけで
付き合う、そんな感じでした。
そんな人生に飽きていた頃この作品に出会います

哲学の本、と聞いて堅苦しい、難しいと思う人も
いると思います。私もそうでした。
でもこの本は面白要素もあり楽しめました
でもただ面白いだけでなく心に刺さる言葉や
心を安心させてくれる言葉も載っています。
なので悩んでいた時の私には全ての言葉が刺さり
いじめられているからなんだ。
私は私。他人と比べる事なんてない。
そう思えるようになりました。

高校卒業間際の今でもこの本はカバンの中に
しまってあります。
行き詰まったり悩んだりした時に
いつでも読み返せるように。

皆様も心の支えになる本、1冊見つけておくと
いいと思います。
もし何かあった時見返すととても楽になりますから

長々と書いてしまい申し訳ございません。
これからも時々ですが書いていこうと思うので
読んでいただけると幸いです。

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