2016/10/8 僕は今日も明日のキミに恋をする。 ※他サービス過去ログの再掲
2016.10.7
僕は今日も明日のキミに恋をする。@日暮里d-倉庫
久しぶりの観劇感想。例によって長文です。
ずっと応援していたバンドViViDのドラマーとして活躍されていたKo-kiさんの初舞台ということで、急遽観劇してまいりました。
解散以来、初めてお姿を拝見できた感動たるや。
目の前にいるずっと応援していた人。まぶしい。笑
終演後、面会できたらしいけどそんなもん無理。イベントも一切避けてきた人間ですし。
演技自体は初舞台ということもあって、今後に期待!という感想ではありますが、伝えようとするパワーをひしひしと感じました。
残り半分の公演期間で、さらなる試行錯誤を重ねてもっともっと魅力的な姿を見せてくれるのだろうと思います。
情報把握していなかったわたしが悪いのだけど、もう一度観に行けないのが残念で仕方がない。
最高にかっこいいシスコンでした!笑
そして劇中の音楽も素敵。やっぱりKo-kiさんの作る曲、好きだなあ。
さて、作品のお話ですが。
ある日突然主人公の目の前に現れた、亡くなったはずの恋人。
ほんのひとときだけ授かった夢のような時間を過ごす主人公とヒロインを軸に、様々な人物の恋模様や家族愛が描かれたお話。
切なさ、苦しさ、幸せ。およそ2時間という短い時間の中に色々な感情が錯綜していて。目まぐるしく展開していく様は、まさに日常感じる物事と結びつくところがそれぞれにありました。
二度と会えない、言葉を交わせないはずだった恋人たちが、一つでも多くの想いを伝えよう、限られた時間を精一杯生きようと、大切に時を重ねる姿は、幸せで満ち溢れているのになんだかすごく切なくて。
誰かを愛することは、時に幸せで、時に苦しい。
でも、想いを伝えたい相手がいる。守りたいと思える相手がいる。そしてそれを実現させられる状況にある。それがどんなに幸せなことなのか、改めて気付かされました。
「伝える」ってわたしの一番苦手とするところで。
「また今度」って逃げてばかりいて。それで何度も後悔して。
いつでも本気で。伝えたいことはその時に伝えなくてはならないのだとひどく痛感。(と言っているそばから、面会せずに帰ってきたわけだけども)
人を愛するって素晴らしい。今ある奇跡のような幸せを大切にしたい。
そんな忘れがちな気持ちを呼び覚ましてくれる、沢山の愛に溢れた素敵なお話でした。
お時間ある方はぜひ、ハンカチ必携で劇場へ。