2016/1/9 薄桜鬼 新撰組奇譚 ※他サービス過去ログの再掲
2016.1.9
黎明録に続き二度目の薄ミュ。
「よく頑張ったねえ」としか言えなかった前回( https://www.instagram.com/p/3WRs40Iz6J/ )から一変。とても良かったです。
大好きだった炎舞録からおよそ5年。
あの時のあの場所で、まったく違う薄桜鬼を観る、ということで個人的には色々な想いがありましたが、皆さんの若さとパワーに引き込まれました。
まずはやっぱり猪野くん。毛嫌いしていた薄ミュに引っぱりやがった張本人。笑
無理矢理感の否めなかった前回から成長して、自然な新八を演じられていました。でも、最後のサムライとイツツメキセツで観た猪野くんは、こんなもんではなかったと思うので、もっともっと頑張ってほしいです。この人の持っている力はこの程度じゃない。
あ、あとダンスの動きがほんのごくわずかに遅れているのが気になりました。
槍を持つ姿、すごく良かった。やっぱり影の表現に味のある役者さんだなって思った。
そして千景様の安定感たるや……
圧倒的力を持って新選組の前に立ちはだかる鬼を演じるのが、初演組の彼というのがまたね。演技力だけでは出し得ない貫禄があったよね。こいつには勝てない!って思わせるオーラ。圧巻でした。歌の声量も凄まじい。
同じく初演組の不知火様。拳銃くるくるハンパない!かっこよすぎ!
そして実は私、ひそかに不知火様ファンだったりします。友達思いの不器用兄ちゃん。それが炸裂の脚本でたまんないっすわ。
左之さんはイケメン。どこまでもイケメン。そして槍さばきハンパない。
あと、千鶴ちゃんとの身長差。スチルまんまやん!たまらんやん!笑
土方さんはもうちょいがんばれ。セリフも歌も聞き取りづらくてなあ、、座長として締められない感じは可愛かったけど。鬼副長からのギャップ。笑
前回の土方さんが好きだっただけに、ちょっとだけ残念な気持ちもありました。観てみたかったというだけで、松田さんがダメというわけではないです。
あ、一幕ラストの風間×土方のシーン。一瞬スローモーションになるところでの刀の太刀筋が、やっぱり露骨でした。全然違うわ。
脚本はアニメに近い感じのみんな死んじゃうパターン。
なぜか猛烈に芹沢さんラブすぎる土方さん。
綱道さんの見事なまでのクズっぷり。
最後に謎のイケメン天霧。
そして食事と健康診断場面で普通にみんなと踊る一くんに、違和感が拭えなかった(笑)そこは黙々と御膳を運ぶとかさ、一人真顔で順番を待つとかさ、一くんらしい動きがあった気がするのだけど!
あ、あとですね。ラストで桜の中、近藤さんを先頭に歩き出す隊士たちの背中よ。あれ、いれちゃだめ。笑
わたしが史実で新選組を好きな理由は、まあベタですけど馬鹿げた夢を追い、不器用で真っ直ぐに生き抜いた姿が好きだから。
それをね、本当に見事に表現した画なんだよ。原作であり得ないほど泣いた場面なの。史実好きでありながら、この薄桜鬼という作品を受け入れられた大きな理由の一つなの。
それをね〜、実際に目の前で見せられちゃうとね〜。笑
いや、ほんとによかったです。良いもの観ました。
さて、例のごとく長々と書き散らしましたが(笑)印象に残っていることはすべて書き終えたかな。たぶん。
触れていない顔ぶれが前回と同じだけど……まあ、そういうことです。ダメなわけじゃないんだけどね……察してください(笑)
ということで、炎舞録見よう。(なぜそうなる)