X1メンバー、今どうしてる?
X1とは
韓国のオーデイション番組『PRODUCE X 101』から生まれた11人組の男性アイドルグループです。
ご存知の方も多いと思いますが、この「PRODUCEシリーズ」はI.O.IやWanna Oneを輩出した、韓国で大人気の視聴者参加型オーディション番組です。舞台ミッションを通して視聴者(国民プロデューサー)がデビューしてほしいと思う練習生に投票し、最終的にデビューメンバーが決定していく、という仕組みです。
この仕組みによって番組は大いに盛り上がりますし、オーディションの過程から多くのファンを獲得できるのでデビューしたグループは大人気になるのです。
華々しいデビュー
コチョクスカイドームで開催されたデビューショーコンサートがそれを物語っていますね。新人でこれほどの規模で、こんなに多くのファンを集めるコンサート。ファンはこれからX1がどれほどのスターになっていくのか、彼らと花道を一緒に歩ける興奮に包まれていたと思います。かくいう私もその一人です。
デビューアルバムは歴代新人グループアルバム初週セールス1位を記録しました。
運命が一転
これからきっとWanna Oneのような世界的な人気者になっていくに違いない、と思われていたX1でしたがデビュー後しばらくして『PRODUCE X 101』シリーズの投票操作が発覚してしまいます。番組側が意図をもって票を操作し、デビューメンバーを決めていたというのです。
番組制作陣に逮捕者が出る事態にまで発展し、X1は活動を一時中断せざるを得ない状況になりました。それから一時活動再開の兆しを見せたものの、結局は解散が決定してしまいました。
たとえ番組自体が意図をもって編集されたり、票が操作されたりしていたとしても、出演している練習生たちの頑張りに嘘はないように思えました。あんなに懸命にミッションに取り組み勝ち取ったデビューなのに、まだ始まったばかりなのに、こんな形で終わってしまうなんて・・・。本当に悲しかったです。本人たちはもっとやるせなかったことと思います。
余談
ちなみに私は『PRODUCE X 101』の中ではキム・ミンギュくん推しでした。彼はダンスの実力こそ足りていない印象でしたが、ひたむきに頑張り続ける姿や端正なルックスで早い時期から上位をキープしていました。最終回にかけて少し順位を落としてはいましたが、デビューメンバーに入らないということはまずないだろうと思っていました。しかし、蓋を開けてみるとデビューメンバーの11人には入らなかったのです。私はそれを見て意外だったものの、まさか票が意図的に操作されているなんて思いもしませんでした。ただただ残念で悲しかった。
しかし、番組を通してミンギュくん以外のメンバーの頑張りや魅力もしっかり伝わっていたので、デビューメンバーに対しては素直におめでとうという気持ちで、これからX1を応援していこうと思えました。
ミンギュくんは現在音楽番組のMCをしたり、ドラマに出演したりして活躍中です!
メンバー紹介と彼らのいま
(番組開票による順位で紹介していきます。)
1位 キム・ヨハン
1999年生まれ。テコンドーの名門一家に生まれ、テコンドー国家代表常備軍出身。大学までテコンドーに打ち込んでいましたが、子どもの頃からの夢だったアイドルになるため退路を断ってアイドルの道へ。
3ヶ月という短い練習期間で『PRODUCE X 101』に出演。他の練習生が歌やダンスなどの一般的なパフォーマンスをする中、彼はローラーシューズで颯爽と登場。軽やかに滑りながら爽やかに曲を歌い上げる姿はまさにアイドルそのものでした。
ダンスの実力が劣っていることを逆手にとったとも言えるこのパフォーマンスは彼のスター性や舞台度胸、前向きな人柄をしっかり印象付けてくれました。彼は見事Aクラス入りを果たし、シンデレラボーイとして番組の顔となっていきます。
それは単にマスコット的な顔ではありません。彼はダンスやラップなどの実力をどんどん身につけていきました。身体能力やセンスがあるからというのもあるでしょうが、長い選手生活で努力を当たり前にできる人になったんだろうなー、という印象でした。
そして、最終的には獲得票数1位でX1のセンターとしてデビューしました。
X1解散後は練習生をしていた事務所に戻ります。ソロ活動を経て2020年10月に事務所初のボーイズグループ「WEI」としてデビュー。
タイトル曲の「TWILIGHT」かっこよかったです(^^)
あと、最近は元Wanna Oneのぺ・ジニョンくんとペプシのCM?でコラボしてファンを驚かせてくれましたね。
この写真を見て、改めてヨハンくんの顔の小ささに気づかされました。ヨハンくんのお顔は華やかな印象だからか、小ささには特別目が行っていなかったようです。小顔のペジくんと並んでこれくらいですから。
あと、ぺ・ジニョンくんのファンが、ペジくんの人見知りが発動してヨハンくんが困らないかと心配ツイートしていたのが面白かったです。仲良くなれたかな?
2位 キム・ウソク
すでにデビューを経験したうえで、再起をかけて『PRODUCE X 101』に出演しました。フェミニンなビジュアルですが、登場から貫禄がありましたよね。
プロ意識が高くてパフォーマンスもいつも完璧にこなす、といった印象でした。特に印象深かったのはEXOの「Love Shot」です!R指定が必要なのでは??と思うほどのセクシーさでした。
いつも完全無欠のウソクプロ。一見近寄りがたいイメージでしたが、番組の回を追うごとにちょこっとポンコツで可愛い一面も見られて魅力が増していきました。
デビュー後も彼の実力とビジュアルは否応なくファンの視線を集めていたと思います。個人的にはデビューコンサートで披露した「FLASH」の後半部分、貯めた後の「フラッシュ!」が鳥肌ものでした。
X1解散後は古巣であるTOPメディアに戻りましたが、元いたグループには所属せず、ソロ活動をしています。最近はソロ活動の傍ら元X1メンバーのイ・ウンサンくんとのコラボ曲「Memories」も出しています。X1として共に過ごした思い出を大切そうにに歌っているようで、多くのX1ファンが感動の声を寄せました。
私が好きなシーンはここです。切ない表情で遠くを見つめるウンサンくんと、それを優しく見守るウソク兄さん。ジーンとしてしまいます。
つい最近これもまた元X1メンバーであるチョ・スンヨンくんとコラボステージをしてくれましたね。これからもいろいろな条件がそろったら、X1メンバー同士でコラボしてくれたらいいな、などと期待しています。
3位 ハン・スンウ
スンウくんもデビュー経験者です。グループでのカムバックさえ危ぶまれる状況の中、『PRODUCE X 101』への出演を決意したようです。
いつもニコニコしていて、隙あらばソン・ドンピョくんにべったりくっついてるイメージ。仲良し親子のようで微笑ましい反面、あまりにべったりでうっすら恐怖でした(笑)しかし、二人のイチャイチャあってこその『PRODUCE X 101』ですよね。ないならないで心配になるし寂しい。
そんなスンウくんですが、パフォーマンスになると一変。出せない音はないんじゃないか?と思うほどのボーカル力と、ダイナミックでしなやかなダンス!スンウくんの関節や筋肉はどうなっとんじゃい!!と思わず考えてしまうほどでした。あと、感情表現も素晴らしくて特に切なかったりセクシーだったりする表現は天下一品です。
X1ではリーダーとして、メインボーカルとしてグループを支えてくれました。
X1解散後は元いたグループである「VICTON」に戻りました。VICTONにはスンウさん以外にも『PRODUCE X 101』に出演したメンバーいて、番組参加以前より注目度が増したようです。スンウさんが合流する以前のカムバックで、デビュー3年にして初の音楽番組チャンピオン(1位)を獲得しました。スンウさん合流後も人気で、この12月にカムバックすることも発表されているようです。
スンウさんはソロでも曲をリリースしています。
と、まだ途中ですが、だいぶ文字数を割いてしまいましたので、続きは次回の記事で書きたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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