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神様を探しに9
お久しぶりの参拝日記です(^^)
今回は猿田彦神社の庚申祭です♪
猿田彦神社
福岡市早良区藤崎にある神社です。
ちなみにお隣には人気の居酒屋「磯貝」がありますよ。場所は地下鉄藤崎駅の出口のすぐそば、早良区民センターの道を挟んで向かいです。
普段は上の写真のように穏やかな雰囲気ですが、年に数回行われる「庚申祭」の日には多くの人でごった返します。その人出は境内にとどまらず、近隣の住宅地までグルーっと長い列ができるほどです。
その「庚申祭」で配られるのが、トップの写真にある「猿面」です。この猿面、玄関先に飾っておくと「災が去る」とされ、多くの人が猿面を求めて列をなします。
神様が呼んでくださった?
その日は令和3年になって初めての「庚申祭」でした。年初めの「庚申祭」でなくとも1時間待ちはザラなので、私は「人が多すぎたら今日の参拝は諦めよう」と諦め半分で猿田彦神社へ。
すると、どうでしょうか。いつもなら神社から路地を抜け、一本裏の住宅地まで参拝客の列があるのですが、その日は列が見当たりません。
「もしかして、今回は並ばず参拝できる?そんな、まさかね。」と思いつつ早足で神社に向かうと、なんとラッキー!その日、その時間に限っては境内より外にはほとんど人が並んでいなかったのです。
もしかして神様が「諦めるなんて言わずに寄ってってよ!」と手招きしてくださているようでテンションが上がります。
いざ参拝、神様の思し召し?
比較的空いていると言ってもやはり「庚申祭」。4列に並んで参拝を待ちます。
その時に少し嬉しい出来事があったので、聞いてください。
〜コロナの影響で手水舎には水の代わりにアルコール消毒液が用意してありました。参拝客はその消毒液でお清めしてから列に並ぶのですが、私の隣に並ばれた年配のご婦人がポツリと「この消毒液・・・びしょびしょ」と仰ったのです。
見ると、消毒液の出が良すぎたようで、ご婦人の手が本当にびしょびしょ。消毒という観点からは自然乾燥するのが良いのでしょうが、その日はとても寒かったので濡れたままではあまりに気の毒。
そこで、私はとっさに「ティッシュ差し上げましょうか?」と声をかけてしまったのです。言ってしまってから「知らない人から急に声をかけられて驚かれたかな。それにコロナの時期に『ティッシュあげる』なんて配慮が足りなかったかも・・・」と思ったのですが、ご婦人は「いいですか?」と快く受け入れてくださいました。
この日は冷たい小雨が降っていて心まで冷え気味でしたが、この出来事で私は一気に心がほっこりしたのでした。〜
そのような出来事を経て、晴々とした気持ちで参拝を終え、新しい猿面をいただいて境内を出ると、さっきまでの小雨は止んで所々青空がのぞいていました。
それで私は、神様が「ね?参拝に寄ってみてよかったでしょ?またおいで」と言ってくださったような気がしてルンルンでスーパーまで足を伸ばしたのでした。
余談ですが、スーパーからの帰路で猿田彦神社に差し掛かると、参拝の列ができているではありませんか。改めて自分がいかにツいていたのかを実感しました。
まとめ
神様からのサインかな?と感じたこと
・いつもなら大混雑の「庚申祭」なのに、並ばず参拝できた
・心あたたまる触れ合いでテンションアップ
・参拝を終えるとお天気が好転
おまけ
お祭り当日は人が多く写真が撮れなかったので、後日撮った写真を載せますね。猿田彦神社、普段はこんな感じです。
手前に綺麗な光が映り込んでくれました♪
境内には無数の石碑が。ちなみに「庚申祭」の日にはフェンスの奥に見えるマンションあたりまで参拝の列が伸びます。
しかし、普段は人がぽつりぽつりと訪れてじっくりお参りしていけるような穏やかな雰囲気の神社です。
なお、「庚申祭」は年に何度か行われますので、ご興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか?
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