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塚田智恵美さんの講義を聞いて、ワクワクが止まらない

塚田さんが発する言葉に最初から引き込まれていました

塚田さんの講義には100人以上。
顔出しでセミナーに参加するときは、少し緊張します。
誰も見ていないことはわかっているけれど、あまりの人に圧倒されて。
塚田さんは、「チャットでたくさん話してほしい」と仰いました。
昔N高で講義をしたときに、生徒たちが「へえー」や「ほー」など反応をくれて、とにかくチャットが盛り上がったそうです。
その話を聞き私が思ったことは、「へえーと書くだけでもいいんだ。高校生が盛り上げたのなら、私だって盛り上げたい!」でした。

このように、最初から心をつかまれて。昨日ほどチャットに書き込んだことはありませんでした。
講義が始まってからも、とにかくおもしろい!
はて?何がそれほどまでにおもしろかったのか、と振り返ってみたら、スラスラスラスラスラスラ。

たとえがおもしろかった
塚田さんの一生懸命に応えてくれる姿勢にキュンとした
内容がわかりやすかった
自分にはない発想だった
自分では思いつかないようなことをサラっと実践している
普段の生活でも思い当たるような内容が含まれていた
自分は取材未経験だけれど、実践したらそう思うだろうと感じる内容が数多くあった
塚田さんの人柄が感じられて心がほんわかした
塚田さんが熱かった
CORECOLORのライターの方々がチャットで書き込む内容がおもしろかったし深かった

取材経験のない私が、これほどまでに「うんうん」「なるほどー!」を連発していたのですから、きっと先輩方の心はさぞ震えたことでしょう。

まるでドラマの1シーンずつが頭の中でゆっくり再生されていくようです

塚田さんの語りは、ドラマのシーンを再生しているように、映像が浮かぶものでした。
過去のインタビューでご自身が感じたこと、場の空気感、インタビュイーの回答から疑問が生まれたこと、相手が好きだと思えた瞬間。
数多くの経験はどれも違い、同じようなことは1回もなかったのだろうと想像できます。
ああ、取材が好きなんだな。
塚田さんの好きが私に伝染して、みんなに広まって、だからこんなにも引き込まれるのかな。

気がつけば「私も取材がしたい!」熱い気持ちであふれていました。

ワクワクが止まりません

昨日の講義を聞いてから、ワクワクが止まりません。
自分の世界が拡張した感覚。
CORECOLORに連載している塚田さんのコラム内容が、ストンと私の脳内に落ちてきました。

以下は、NHK大河ドラマ『光る君へ』のまひろ(のちの紫式部)の話から、「自分そのものが拡張する」ことについて書いた部分です。

自分がいるのとは違う世界で生きる、さまざまな依頼人の人生を知り、想像し、想像できないことを知り、言葉を紡ぐ。

母の死と、その死の真相を隠した父への不信感から、この世が信じられないまひろは「代筆仕事は私が私でいられる場所なのです」と言う。いろいろな人の気持ちになって歌を詠むことが自分を救っているのだと語る。

まひろがそうだったのかはわからないが、他者の言葉を代わりに紡ぎ、自分そのものが拡張していくように思えたとき、私はふしぎと「自由」を感じる。

世界は広く、人の心は深く、理解できないことだらけで、それが楽しい。

塚田智恵美「考えの違うあなたを「私」にして文章を書く仕事。代筆業で自分がなぜ豊かになるのか」より

CORECOLOR.【連載・欲深くてすみません。/第25回】.2025.01.08

そうか、取材をしたわけではなかったけれど、私は塚田さんの世界観に触れ、感じていることを共有したのだ。
脳内がスーッと広がるような、不思議な感覚で頭がさえる。
よくわからないけれど、自分の世界が広がったような、新しい扉を開けたような、ワクワク・うずうずが止まらなくなりました。

塚田さん、このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございます。
さとゆみさん、CORECOLORは本当に素敵なライターの方々によって作られているのだと感じ、なんだか体の中が熱くなっております。

最高に素敵な時間を過ごせたおかげで、今年私に何ができるか、楽しみになりました。
ああ、できることなら、またお話を聞く機会が欲しい。
アーカイブ、ありがとうございます。
講義の日は話を聞くことに夢中で、ほとんどメモを取れなかったので、アーカイブで学習しなおさねば!


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