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大学3年次編入記(法学部)② -リサーチと使った参考書達-

こんにちは

今回は前回の記事の続きで、

この②についてになります

1.編入学試験受験体験記探し

もうめちゃくちゃ探しました。暇があったらずっと探してるレベルです。なんならずっと暇なのでずっと調べられたんですが。
もともと調べ物をするのが好きなこともあり、いろいろな情報を探すのはとてもうまくいったと思います。
どのように情報収集をしたのかというと、
➀Google
②Twitter
の2つがほとんどです。

➀Google
まずGoogle itです。「大学編入 体験記」「大学編入 法学 note」とかでとにかく調べていきます。たいてい編入予備校が出している予備校生の体験談が多く出てきますが、さすがに使った参考書とかそこまで具体的な話は出てこないので独学勢にはそんなに参考にはならないです。(そりゃそう)
なので、ブログやnoteなど自分で発信している人の記事を積極的に見に行きました。結構使った参考書をまとめてくれていたり、合格した大学とその勉強量がわかるような記事が多くあるので大変参考にさせていただきました。
私が大学の受験情報をまとめるのに作った表のようなものをまた作り、表に体験談を書かれている方々が使っている参考書・合格大学・特に使った本などをまとめていきました。
この表がまとまったら、その表の中からかぶっている参考書をピックアップして手に入れるルートを探したりしてました。

②Twitter
受験することを決めてから受験垢を作る方も多くいるとは思いますが、情報収集にはやはりとても役立ちます。私は受験用にTwitterアカウントは作らなかったのですが、こっそりプライベートリストを作り編入学についての情報を発信してくださっている方や予備校などをリストに追加してチェックしていました。Twitterでnoteやブログの記事貼ってたり、参考書についてつぶやかれてたり、有料noteの形でテキストを販売されてたり、リアルタイムでこの時期やっておくといいよ~みたいなこととかもつぶやかれてたりするのでかなり参考にさせていただいていました。
(といっても、専用垢作ってないこともありTwitterでの情報収集に目覚めたのは正直8月ごろでした…)

2.使った参考書達

上記のリサーチをもとにやっと参考書を買い集めていきました。
私が実際に購入したのは

《編入体験談的なのでよく出てきた中で実際に購入したもの》
法学入門
伊藤真の憲法入門講義再現版
ウォーミングアップ法学
政治学
初めて出会う政治学 構造改革の向こうに

《その他購入したもの》
プレップ法学を学ぶ前に
・小論文これだけ!〈法・政治・経済編〉〈法深掘り編
政治学の名著30
・ワークブック憲法刑法政治学
はじめての刑法総論
ポケット六法

です。
ここからそれぞれの本の感想文です。

私が最初に取り掛かった3冊については前回の記事で書いたのでさらっと引用していきます。
*名前の前に★を付けています。
★=買ってよかったありがとうございます…
★★=無かったら受験に挑めなかったレベルにお役立ち本でしたありがとうごあいます…
☆=私は使いこなせなかったけど確実にこれはすごいやつ、ちゃんと勉強していけば…!初学者にはむずいけどありがとうございました…
という感想です。

プレップ法学を学ぶ前に

こちらの本はその名の通り法学を学ぶ前に読む本って感じです。というのも、ざっくり法学とは?について触れるほかに憲法や法律の文言で使われる聞きなれない言い回しであったり六法を読む上でのルールのようなものを教えてくれます。時間がない中で実際に法学部編入学試験の対策という点ではあまり必要ないかなという感想です。

前回の記事より

★★法学入門

法学編入でざっくり網羅しておきたい重要テーマがそろっている印象です。これを最初に読んでおいたことで後の勉強で出てくる問題や判例とこの本で触れるテーマと問題がリンクされて覚えやすいし分かりやすかったので最初にとりあえずでも読んでおくのがベストかと思います。

前回の記事より

小論文これだけ!〈法・政治・経済編〉〈法深掘り編

シリーズの中の法についての本なのでまた法に関する小論文テーマをたくさん載せられていました。
法学編入と決まっていれば正直法深掘り編のみで十分でした。

前回の記事より


伊藤真の憲法入門講義再現版 (読み終えなかった)
法学学び始めたら必ず出会う伊藤真先生の御本です。私は憲法についての参考書がなかったので憲法のためにこの本を購入しました。受験までには本当に半分くらいしか読めなかったのですが、内容めちゃめちゃわかりやすいです!この本は入門本なのでほかの本でも触れられる法律とは?法と道徳?から始まり憲法の根幹である「基本的人権」と「統治機構」についてを大きく分けて書かれています。
活字苦手人間的には理解はできるしめちゃめちゃ教え方うまくてわかりやすいけど頭に入ってきてくれなかったので読むだけじゃなくてノート作ればよかったなあと思いました。まあそんな時間はなかったんですけど。。


★★
ウォーミングアップ法学
ほぼほぼ教科書であり辞書です。超分厚いけど分厚いだけあって、知らない法学の単語が別の参考書などで出てきたときにまずウォーミングアップ法学で引いてました。私は分からない時に見るみたいに使っちゃいましたが、普通に教えてくれるスタンスで進む本(?)なので、まさに教科書のように内容をノートにまとめたりしていってもよさげでした。法学部編入の勉強で基礎的な部分を固めるのには大変役立ちました。リサーチでも多く名前が挙がっていたものでもあります。


政治学
こちらなんとシンプルなタイトル!その名の通り政治学の本です。こちらもめっちゃ分厚い。気持ちウォーミングアップ法学の政治学版みたいな感じでした。(全然違ったらごめn)
私はまず政治学の勉強を始めたのが遅すぎたのであまりちゃんと使いとなせたわけでも、そんなに内容読めたわけでも理解できたわけでもないんですが、こちらも辞書的な感じで使っていました。
私にとっては、政治学自体がわかっているようでわからない難しいものだったので薄っぺらい感想しかなくてすみません、、、


初めて出会う政治学 構造改革の向こうに (読み終えなかった)
こちらも政治学の本です。私の政治学の知識はこの本からしかないレベルです。とりあえずざっと読んでおくと何もしないよりかは安心の御本。政治学入門者の私にはとてもありがたかったです。伊藤真先生の御本と同じ感じの読みやすさがあり、複数の先生方が共同合作で書かれているものなので時の政治家の意向や政策によって社会や特定団体にどのような変化や利益または不利益をもたらすのか、またそもそも政治家はどのように自分が活動していくのか、選挙や政党のしくみなどもわかりやすく説明されていました。政治家の政策によって大きな変化がもたらされたことなどには、世論一般の意見と政治家側の意向とを推考し説明されており特にわかりやすかったです。とか言ってるけどこれも最後まで読み切れませんでした。。でもほぼ読んだよ!


政治学の名著30
買ったはいいけど1pも開いてないです。これから読むかもしれないし読まないかもしれない……読む気持ちはあります…


ワークブック
憲法刑法政治学
こちらに関してはほぼ手付けてないです。結構古いしね…
ちょっと面白くて読んだのは刑法です。これはほぼほぼ判例集みたいな感じで、刑法で議論されるような事件のケースが問題として載っており、その答えのような感じで解説と解釈が載っています。ここで私は共犯に種類があることを初めて知りましたね。本当に初学者なので…
憲法は
政治学は割と教科書みたいな感じだったかなと思います。トピックというか用語が大きく見出しになっていて、それについて小さい字で書いてある感じです。


★★
はじめての刑法総論
私の刑法の知識はすべてこの本からです。こちらの本には大変お世話になりました。刑法のけの字くらいしかわかっていなかった私にはとてもやさしくわかりやすく総論がカバーされている内容でした。なんならこの本のシリーズ買って早めに取り組めばよかったとちょっと後悔したくらいです。単語チェックの小問題も各セクションついているのでありがたかったです。


★★
ポケット六法
六法は何かと引いておくと勉強中、あっ本当にそう書いてある~となって面白いのでお勧めです(?)
あと、北海道大学など編入学試験時に六法持ち込みOKのところもあるし法学部は言ったらきっと必要なので持っておいて損はないです。
ただ、最新版かどうかは大事です。

以上が使用した参考書です。
他には、各学校のHPとかで公開されている過去問を解いてみたり、予備校の模試を受けてみたりもしましたがそのくらいです。
テキストとか問題集を使用して解いて間違えたり分からないところを復習の方がすんなり理解はできそうでしたが、とりあえずベースの知識をなんとなく入れるのには今回使用した参考書達は大変役に立ちました。

参考になればうれしいです。


3.TOEFLiBT受けました

この時期にTOEFLiBT受けに行きました。こちらもTOEIC同様結局この1回だけしか受けませんでした。
この時が自分にとっては留学前に受けた以来2回目のTOEFLiBT受験だったのですが、今回はちゃんと受ける会場について調べて口コミ評価の高いお茶の水ソラシティで受けてみました。
やはりスピーキング・リスニングもあるうえに進度が同じ会場内でも人によって違うTOEFLはちょっとストレスフルな時があるので(なのに受験料も高い)、できるだけ快適な会場を選ぼうと思い調べました。
前回受けた会場でも別にそんなに問題はなかったのですが、今回のお茶の水ソラシティは机の広さがレべチでもう3人くらいが1人のスペースに入れるくらい広かったです!(?)
また、建物自体もきれいなのでお手洗いも問題なく使えましたし、周りのスピーキングの声を抑えるためのイヤーマフも各デスクについていました。これは初めて見たので感動しちゃいました…そんなに気遣いされる会場だとは…でもそんなに音はキャンセルされなかったので普通にヘッドフォンの方使ってましたが。
お茶の水ソラシティ、TOEFLiBT会場として最高すぎでした。おすすめです。

さてTOEFLiBTの結果は56でした。なんとひどい…でも留学前は30とかだったので、事前勉強無しで留学中だけで伸びたな〜の気持ちでした!スピーキング3みたいなのだったのが20まで伸びてましたしそこは単純に嬉しかったです!
このTOEFLもTOEICと同じく受験前はこの1回しか受けませんでした。結果として私は外部英語能力試験の提出義務のない私立の法政大学のみ合格だったのでこのスコアはそんなに参考にならないですね、、


4-6月(受験5.6ヶ月前)にやったことはこんな感じでした。めちゃめちゃゆるゆるとやっと参考書を購入して調べて、、でした。8月中旬に行った美容院でもまだ1周目の法学入門読んでいた思い出があるので、この時期はまだ勉強自体には手をつけてなかったみたいですね。。なんかゴッホ展とかも行ってたし普通に生活楽しんでました。
私の受験生活がゆるすぎたことは深く理解しているので鼻で笑って反面教師にでもしてくださいね、、

次回はやっと勉強を始めた7月あたりの話です!
勉強方法と時間とマインドについて書けたらと思っています。

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