「こねてのばして」
「こねてのばして」
ヨシタケシンスケ(ブロンズ新社)
気付けばずいぶん季節が進んでしまいました…
といってもまだまだ残暑の厳しい毎日ですね。頭のてっぺんから足のさきっちょまで、自分でも驚くくらい汗をかく日々です💦
大好きなヨシタケシンスケさんの絵本、本日はこちらを手に取りました。
パンとももちとも、いったいこねているのが何なのか…最後まで不思議な気持ちで、それなのにじわじわワクワクするこの感じは何なのでしょうか…
表紙の白いもの、よーく伸びてもちもちしているだろうけど、きっとふわっふわだろうなぁ…なんて触ってみたくなります。
子どものころって、この、何か分からないものに夢中になる時期がありますよね。
「分からない」というのは、大人の目線からの意見です。
その用途を知ってしまっている大人からすると、ただの紙が、ただのビニールが、ただのひもが、どうしてそんなに魅力的なのか。なんでそんなに夢中になれるのか分からない…なんて思ってしまうことも…
でも、昨日も存分に堪能したはずのそれに、次の日も、またその次の日もとりこになっている、そして次々に新しい技や進化型を生み出していく…そんな子どもたちがうらやましくなったりもします。
ワクワクやどきどきや計り知れない想像力が詰まっているのは、目の前にある紙でもビニールでもひもでもなく、子どもたちの中なのでしょうね!✨
ワクワクする気持ちを思い出させてくれる、ヨシタケシンスケさんの絵本を、もっと読んでみたいです。
おしまい。