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【感想】芸人を取り戻す島田秀平/編集が凝りまくってる2chまとめ/AI製のMV 2024/08/12

有吉と島田秀平

有吉のラジオに島田秀平が4年ぶりに出演しているとのことで聞いた。2024年7月28日付けのラジオだ。島田秀平がお笑い芸人に戻れるのは有吉と一緒に居られるときだけらしい。

占いが似非であることはすでに確定済みなので、島田秀平がいくらか怪談を披露できる機会があった。それらはほぼ全て滑っていた。さすがにアノ場で怖い話をするのもどうかと思うし、バランス感覚が難しそうではあった。

どちらかというと、島田秀平の話よりも有吉との師弟感が垣間見れた回だった。それはそれで感動もの路線になりかねないしどうなのとは思ったが、4年ぶりということもあり単純に島田秀平も嬉しかったに違いない。

2020年の頃はまだ島田秀平の勢いもそこまでではなかったが、2024年の現在は島田秀平のお怪談巡りchはかなりの勢いを持っている。本も出版して先生呼ばわりされることもあるらしい。

2020年はまだスピ否定派が強かったが、万が一世の中的にスピリチュアルの流れが強まったときに、有吉がどう対応するのかは見てみたい。2020年のラジオに比べて、有吉が押しきれてない印象を受けた。

成熟化する2chまとめ動画

2chまとめ動画といえば、簡単にyoutubeで収益化できるフォーマットで有名だが、久々に見てみたら編集が凝りすぎててビビった。プロの仕業というか、商売として成熟化しすぎている。

2chまとめ動画の歴史も長いことだし、どこかでプロの2chまとめ動画編集者が誕生しているのだろう。時代も進み、ここまで来てしまったかという感慨がある。

問題は、成熟化しすぎたジャンルというのはその後に勢いを失うという点だ。参入障壁が高くなるとそれらのジャンルやミームは衰退する。とはいっても、ここまでクオリティの高い動画を出し続けられている内は、このchは安泰に違いない。

編集が凝りまくった行き先はどこになるのか。個人的には無編集の長回し動画に帰ってくる流れはすでに来ていると思う。鬼越トマホークchはそうだし、他にも1時間くらいの垂れ流し系の芸人動画は人気だ。インパルス板倉のキャンプ動画も必要最低限の編集でアップされている。

凝縮された情報よりも、適度に垂れ流しできる動画の需要が高まっている印象がある。技術の先鋭化、成熟化というのは逆に不安ではある。

AIで作られたMV

AIで作られたMVということで見てみた。なんだかんだで最後まで見てしまえる。今はまだAI動画を作ると10秒制限があるのでブツ切り感が出てしまうが、今後秒数は伸びていき、物語性のある動画も作れるようになっていくだろう。MVなんてほぼほぼAI製になってしまうかもしれない。

人類がこれまでに見たことの無い映像を簡単に作れるので、MVという用途にAI動画はマッチしている。音楽もAI製だ。youtubeのAI侵略はすでに始まっている。

人間産のコンテンツとしては1時間くらいの長尺垂れ流し系動画に需要が出てきて、MVのように短時間で情報が凝縮された映像はAI産になっていくのかもしれない。

終わりに

最近TitanQuestというゲームをやっているので、ちょうど垂れ流しにできる動画を探していると、大抵は芸人の長尺動画に行き着いてしまう。適当に面白い話をしているのでちょうど良く垂れ流しにできる。人によってはVtuberの配信なんかを垂れ流しとして使うのだろう。

ひろゆきが良く言う「youtubeは面白くなくても長時間のコンテンツがあれば良い」という理論は正しいと思う。これを数年以上前から提唱していたというのだから、ひろゆきの商才には驚かされる。

AIの勢いが増せば増すほど、人間は声を出して喋るだけの存在になっていくのではと感じる。結局のところ、知っている人間が喋っているのを見るのが人間にとっては一番面白い娯楽なのだろう。

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