フレキシブルオフィスの現在地
先日、ザイマックス不動産総合研究所から
フレキシブルオフィス市場調査2024
なるレポートが出てました。
去年の同リサーチになりますが、フレキシブルオフィス拠点は年々増加してきました。
ただ、コロナー渦で一気に増えたリモートワークで利用するコワーキングスペースニーズは出社率が増えたおかげで一旦落ち着きました。
その一方、オフィスを拡張する企業マインドは高まりません。
フルリモート ままの会社
フルじゃないけど週何日かはリモート
な働き方が定着し、一度減った固定コストをかけ戻す動きも弱く、
在籍人数分+会議室を借りるテナントは減りました。
さて、出店形式をエリア別に見てみると京都、神戸、札幌、仙台、広島は独立系の運営が多くなります。スタートアップ含む、5名以内の企業が多く存在し、企業拠点として利用するニーズがあるんだと思います。
それ以外は複数拠点型オフィスタイプ(H1Tとかジザイとか)が多くなります。週1回、2回利用、時間でいうと3時間を使うようなニーズが高いと思います。横浜、川崎はボックスタイプが多くなり、その日の1時間以内の利用ニーズが高いエリアだと思われます。
貸会議室の価格が上がるなど、スペースシェアの文化は根付きつつあるんだと思います。今後、そのスペースを使うことにステータスが乗り、ダイナミックプライシングを導入して且つ高単価化することができればさらに面白いことになると思います。
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