東京のフレキシブルオフィスマーケットは大きくなるのか?
先日、CBRE社から2023年 東京フレキシブルオフィスマーケットというリサーチが出ていました。
https://f.tlcollect.com/fr2/224/52041/Japan_Flexible_Office_Report_July_2024_JP.pdf
最近の傾向として新築物件での開設が増えているとのことです。
一方で、マーケットニーズがあって都心に出ているのでしょうか。
最近は下がってきましたが、一時期新築ビルは40%を超える空室率でした。
コロナで在宅勤務が普通になったタイミングで、縮小移転が増え、新規拡大出店が極端に少なくなりました。
大型でピカピカのビルが竣工時から空室、なんてことになりました。
最近は出社が増えていますが、とは言え、採用難から在宅の制度を解除する会社も少ないです。
そうなれば、都心ピカピカのビルの空室率は高めで推移となります。
なのでフレキシブルオフィスは増加傾向に“なって”しまっていますが、
マーケットの飽和は価格にも影響します。
4か月、6ヶ月、1年フリーレントという施設も出てきました。
単純にテナントとして入っていて、空室が埋まっているという状態とも言えないかなと思います。
個人的には個人的には都心から1時間ぐらいのサテライト、共通の会議室を複数企業で利用するスペース、レンタルスペースは今後伸びるとは思いますがシェアオフィス、コワーキングスペースは伸び代があまり見えていないと思っています。
気を付けてみないといけない点かなと思いますね。
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