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銀行融資の伸びは不動産に朗報か?
毎月のようにマーケットデータを漁っているといろいろと発見があるもので、ちと気になったのは銀行の融資の伸びである。
以下はここ2年の銀行融資の伸び。ゼロゼロ融資が昨年4月に始まってから対前年6%近く伸びながら推移。流石に今年に入って伸び率が鈍化したものの、引き続き高い状態が続いている。(全銀協 全 国 銀 行 預 金 ・ 貸 出 金 等 速 報 )
一方で、アパートローンの残高が以下。個人の賃貸業に対する融資残高は下がり基調である。(全銀協 アパートローン残高)
コロナ融資が中心で不動産融資にはやはり厳しい状況なのか。。
プロの動きの先行指標、鑑定評価の推移がこれ。4月末にかけて、ずっとコロナ前を上回る。(大和不動産鑑定、鑑定問い合わせ推移)
一方で、単純にRIETの購入が増えているのかというとそうでもない。(ARES)
じゃ、誰が鑑定を頼んで買っているの?融資も大して受けずに。。
結局は海外からの投資に紐づくのかな。
こんな日経新聞の記事もあり、海外資金に多く左右されている可能性がある。
だが、コロナからの急速な回復でインフレ懸念もあり、国債の金利が上昇。
(米国10年債利回りの推移)
このまま続くと海外から不動産資金が入らなくなってくる可能性もなくはない。個人的には近いうちに不動産を複数購入したいと考えているので、これがチャンスととらえるか、悩ましいところである。