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車離れでカーシェア最高益、その次は何が伸びる?

パーク24の2024年10月期決算に関して、こんな記事が掲載されていました。

#日経COMEMO #NIKKEI

IRを見てみると

2024年10月期 決算補足資料

モビリティ事業は30%を超えてきています。

カーシェア事業は2019年にマツダレンタカーを買収してから一気に売上が伸びてきました。

車って維持費かかりますよ。

駐車場 36万円/年(東京18区を想定)、保険5万円/年(国産3ナンバー、車両保険月)、車検 20万円/2年、重量税3万円/年、ガソリン(カーシェアでもかかるけど)、スタッドレスタイヤ必要な人はタイヤ費用とか60万円とかかかる訳で。そもそも車自体は500万円ぐらい/5年?なら年100万円の出費。
都合年160万円払うならカーシェアでよいと思いますよね。


さて次の儲けどころの話です。

中期経営計画を見るとモビリティサービスプラットフォーマーへの進化、

2035年に実現すべきビジョンとして掲げられています。
他の事業者へのプラットフォーム提供といいますが、例えば旅行先でも同様のサービスが使えるタクシーとかフランチャイズチェーンとかポイントビジネスもある意味似ているのかもしれません。

ただ、収益基盤がある=会員が多い ことが差別化要因になります。
TIMESの会員になればメリットが高いので会員になるなんて構造が重要ですが、若干ポイント囲い込み施策に疲れ気味の国民性からするとより利便性が高くないとTIMESがいいとならない気がしますね。

TIMESって実は愚直にサービスアップを行っていて、たとえば車を停めている板の上昇スピードの均一化とか返金のミス率とかいわば細かいところにこだわってきたお陰で伸びてきたってことを会社の方に伺ったことがあります。

駐車場が他社よりも停めやすいとか、もうそろそろ駐車場の段階値段が上がるアラーム(あるかもしれませんが)とかもっとディテールにもっともっとこだわり差別化していく手もあるんではないかなとも思います。




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