愛の多様性について語りだした: ミントちゃんとフランスの王子の対話①
はじめに
ある日、ミントちゃんは近所のパン屋さんでフランスパンを買い、紅茶と一緒にテラスでティータイムを楽しんでいた。紅茶の中にクリームと砂糖を入れてグルグルかき混ぜてミルクティを作っていると、突然ミルクティーの中から栗毛色の緑色の目をした王子が
にょっきりとカップの中から顔を出したのです。
ミントちゃん:きゃーー!
あ、あなたはだれ!
ど、どこのイケメン?
ミントちゃんは慌てふためき、よろけて後ろに転んだ。
ミントちゃん: 痛たたたたー!
王子は優しくミントちゃんを抱き起して言った。
幸福の王子様: ミントちゃん、大丈夫?びっくりさせてごめんよ。
幸福の王子様: ぼくはフランスの幸福の王子、フランスベルサイユからわざわざ、君に会いたくて日本までやってきたんだ。
ミントちゃん: うわー、それは光栄!でも、なんで私?
幸福の王子様: きみが、いつも「フランス魂、フランス魂」と言ってるのが、僕のいるフランスまで聞こえたからさ。
ミントちゃん:私の思いが聞こえたんだ。王子様ありがとう。
幸福の王子:ミントちゃんのフランス魂ってなに?
ミントちゃん:実は私、新しい愛のカタチを広げていきたくて。フランス的な…🇫🇷
幸福の王子様: 新しい愛のカタチ???フランス的な…🇫🇷
でもどうしてそんなに?今の日本の愛のかたちじゃだめなの?
ミントちゃん:私、今の日本の愛のカタチってなんだか窮屈で、もう時代に合っていないんじゃないかなって思ってるの。だってみんな年とっても若いし。今の時代ちょっと愛のカタチがもっと多様化していいと思うの。
幸福の王子:確かに。あ、すいません。ぼくと彼女にミルクティを。あと、クロワッサンサンド二つ。君におごるよ。
王子はウインクした。
ミントちゃん:わー王子様。ありがとう。
こうしてミントちゃんと幸福の王子は目くばせしてフランス魂の中の自由な愛について語りあおうのでした。続きはまた明日。