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なんで実家帰ってきたんだっけ?

長年住んでた東京を離れ、故郷の長野県上田市に戻って1週間が過ぎた。

そーいえば、なんで帰ってきたんだっけ?

淡々と過ぎていく日々のなかで
やりたかったことが薄ぼんやりとしていく。
これは本来の目的を失いそう。やばい。
てことで
故郷でやりたいことを明確にしておこうと思う。

上田でやりたいこと
・おじーの畑で大豆、ハーブ、野菜を作る
・おじーの家で料理する
・おじーの家でカフェ的なまねごとをする
・おじーの家を居心地よくする
・おじーの家アトリエ計画→春夏秋冬で1枚ずつ絵を描く
・自然派石鹸を作る
・竹炭作り(冒険少年あばれるくんの影響)

おじーというのは、私の母方の祖父。上田市のとある山の上にある地域で畑や田んぼを作る農家をやっていた。今は100歳を超え、介護施設に入っている。おじーは、”THE上田の人”といった、真面目で素直な、農業仕事を一生懸命やる立派な人。(私が感じる上田の人って、真面目で優しいイメージ。一歩引いたような。私の偏見)裏表がなく、頑固でもあり、先立たれたおばあには特に厳しかった。
私は帰省する度におじーに会いに行き、悩みを相談しては癒されていた。

現在おじーの家は空き家で後継者もいなく、田んぼや畑も荒れて山となりつつある。

私は何故か小さい頃からおじーの住む場所が好きだった。
なんでこんなにそのことを考えてしまうのか。
小さい頃から遊びに行っていて田んぼ体験とかが新鮮で楽しかったから。
単純に小さい頃の思い出がたくさんあるから。
私自身自然が好きというのもある。

東京で暮らすうちに、おじーの住むお山でカフェとか畑とかやりながら悠々自適に暮らしたいと思うようになった。
長期休みの度に帰省して、わくわくしながら行くのだが、いざ行ってみると、寂れている地だからなのか、なんとなく寂しい哀しい気持ちになるのだった。まさに、理想と現実のギャップってやつだ。

それでもずっとおじーのすみかのことを考えてしまう。
ずっと頭の中にあるなら実際に行ってやってみよう。
それで上田に戻ってきたんだった。

先のことなんてわからないけど、おじーの家で何かやりたい自分の願いを叶えようとしている。
fin




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