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映画「福田村事件」
超絶問題作を見てきた。
不安や恐怖は人をさらに暴走、凶暴化させる。
タブーがいろんなとこに散りばめられている。
映画を見た私の感想。
以下ネタバレあります。
福田村事件については何も知らず、キャストも誰が出てるかも知らず、ただ、森達也さんが監督ってだけで条件反射のように、これは見なければと、上田のシネマ、トゥムライゼへと向かった。
チケット代1900円たっけぇ。でも、福田村事件やるとかかなりいい線いってる。ジモティとしては応援します。
序盤、アラタや田中麗奈がでてきて、おお豪華キャストだって感じた。
森達也さんていつもドキュメンタリー風で無名の人を使ってたイメージだったから。
見終えて作品を振り返ると、ことがおきるまでの背景がちゃんとかかれてて、どうしてこうなったというのがわかって、なるほどなとなった。
つくづく不安や恐怖ってのは人間を狂わせるんだな。。
同時に、ソロ活してる身にとっては、大勢の人が集まってよってたかってをするのがすごくこわいと思った。だからソロ活が好きなのかもしれないとすら思った。(ちょっと強引感あるけど😓)
カトウシンスケさん扮する平澤計七はなぜ殺されたのか、それがいまいちよくわかんなかったからその人物について気になった。
強烈な印象として残ったのは、杉田雷麟(すぎたらいるくんて読むんだすごい名前)くん扮する青年の「どうして生まれてきたんだ。」のところ。ほんとに考えさせられる。彼の使命また運命は残酷すぎやしないか。涙がとまらなかった。
普段感じることのない人間の獣のような部分を見て、しかもそれが実際にあったことに、体にメスを入れられたような、痛みを久々に味わった。いまの安全な日本に生きている私に何ができるのか。
衝撃を受けた私はもうノートにかくっきゃないという気持ちで、近くのツルヤで買った牛乳パンをかじりながらかいた。