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センイル渡韓を決意する
2023年12月25日
”よく頑張ってるんだから、韓国に行っておいでよ”
推し活に理解あるパートナーから何度となくかけられているこの言葉。
今月は私の推し、BTSのVことキムテヒョンのセンイル月(お誕生日の月)と言うことで、パートナーからの声掛けも謎に拍車がかかっている。
ところが当の私は、お隣の韓国と言えど外国、連休も取れないし、トコジラミが流行っているらしいし、何より子供を置いて旅行していいものかとずっとその言葉に甘えられず今日まで来てしまった。
子供達の学校も無事に終わり、年末のイベントも滞りなく遂行、猛威を振るうインフルエンザにもなんとか罹らず2023年が終わろうとしていた。
ここ数年ルーティンになっている推しのセンイルカウントダウンも残すところあと5日。
12月11日、彼らはついに兵役に行くことになった。
翌日さらに2人が入隊し、7人全員不在になったのだ。
思えばこの2週間、来るべき時が来てしまったという未知なる気持ちと、推しのセンイル前独特の情緒で胸がいっぱいだった。
今年の夏、推しのソロ活動の一環でペンミ(ファンミーティング)があった。
もちろん希望する者が全員行ける訳でもなく、積んだ人(たくさん買った人)の中から抽選で1400人だけ参加できるまさにプラチナチケット。この規模ではBTS全員ならば、もうきっと叶わない距離感。
しかしながら私の財力と運では、当然引き当てることもできず。
あの時渡韓出来なかったことがずっと心残りだった。
コロナ禍で出会い、この4年間現場に立ち会えた訳でもなく、彼らは彼らの国で決められている責務を果たすため行ってしまった。
しかしながら彼らを取り巻く巨大なファンダムは休むことなく、国を挙げて一人のアイドルの誕生日を祝おうとお祭り騒ぎである。
気がつけば宿を抑えた。
4つ星のホテルに一泊、二日前のブッキングは破格だった。
戸惑いながらもエアを抑えた。
10年ぶりの海外、初めての一人旅に胸が高鳴った。
秋から夢中で下調べをしていた甲斐もあり、瞬く間に二日後(実質明日)の一泊二日弾丸渡韓を決めたのだった。
さぁ行くぞ!28歳のお誕生日のお祝いに、いざ。