【ミリオンライブ】TIntMe!のカバーする「dear...」がどうしても腑に落ちないという話【8th】
※02/15 君彩のプラリネについて追記
※02/16 結論について加筆修正
■前提として
はじめに、このノートの記述は、
100%寸分の狂いも無く、「馬場このみ・桜守歌織担当」からの目線だということ、
「アーカイブ配信については、まだ未視聴であること」
を提示したうえで、本文に入ります。
■結論からいうと
先日のミリオンライブ、8thライブday1で披露された、各ユニットにフィーチャーされたパート(※便宜上、前半パートとします)。
そこで披露された、TIntMe!のカバーする「dear...」に対して、私が抱いた感情はハッキリ言うと、マイナス、負のものでした。
その感情の理由は、「ユニットを中心に据えたカバーとして、「dear...」の歌唱に耐えうるだけの強度を持った、ストーリーの提示が無かったこと」が原因です。以下は、その理由になります。
■7thReburnで披露された「絵本」
時間が巻き戻ってしまいますが、この感情を分析するに当たって、私の目線から最も適当なものが、先の7thライブday1で披露された、北沢志保・桜守歌織の両名による「絵本」です。
以下、「絵本」と「dear…」の対比をベースに考えていきます。
まず、「絵本」は北沢志保というアイドルの有り方に強く寄り添った楽曲であると認識しています。
そこに桜守歌織が加わりデュオという形で披露された7thReburn公演の「絵本」は、(主観ありきですが)言い方を考えなければ、物議を醸してもおかしくは無いものでした。
ミリシタ内でこの2人の関係性が、特別にフィーチャーされるような機会も無く、披露されたこの「絵本」。
結論としては、一言でいうなら「今後のミリオンライブ!の可能性の提示」だったと解釈しています。
BDのコメンタリーなどから、桜守歌織というアイドルの有り方だとかそういった深読みを誘導するようなものではなく。
アイドル個人に寄り添った楽曲を、例えば他のアイドル個人が、例えば複数人で、披露するという仮定があったとして、それは楽曲を「劇場の共通財産」と捉えることに繋がる。
なにより、提示された他のアイドルも、その楽曲について可能な限りのアプローチを持って取り組むに違いないという信頼関係の現れ。
このこと自体は、私も非常に好意的に受け止めており、それこそ担当両名のソロ曲が、何らかの機会を通じて、他のアイドルに歌ってもらえることは非常に素敵なことだと考えていました。
■8thライブで披露された「dear…」
そう捉えていたはずですが、一方で、いざTIntMe!のカバーする「dear...」という概念に触れたとき、なぜ負の感情が上回ってしまったのか、という話をします。
手前味噌ですが、私自身として馬場このみの「dear…」に関しては、それこそ北沢志保の「絵本」に比肩するぐらいの想い入れが有ります。
結局のところ、先に申し上げたとおり、「ユニットとして歌唱することの動機付けが弱い」そう感じたところがもっぱらの原因です。
「ミリシタ内でのコミュなりオファーなりメールなり、グリー版ミリオンライブ!でも、なんなら外伝とはいえコミックスでも」構わないから、MTWのドラマでは叶わなかったとしても、何らかのスジを通したうえで、披露されればこういった感情を抱くことも無かったのでは、と感じています。
対比として、君彩の「プラリネ」はイベントコミュから可奈とジュリアのバックボーンを思い起こさせるカバーになっています。
これが無いから、7thReburnの「絵本」のような突拍子の無い文脈に思えてしまう。
MCでの扱いも「借りてきた、演出サイドから提示されたものを歌っただけ」と感じてしまうような、歯切れが悪いもののように思いました。
(※それこそ、バックボーンが無いことが最大の原因のように思います)
このことが原因で、「dear…」で有る必要が本当にあるのか?だとか小難しいことをアレコレ考えるハメになったのかなと。
もちろん、演者として運営から提示されたものを、考えに考え抜いて迎えられただろうお三方のパフォーマンスはとても素晴らしいものでした。
個人的には、稲川さんの歌唱からは、本当に役者としての矜持を強く感じて、ただただ頭が下がる思いです。
ソロ曲が、アイドルから離れて自由になることは、とても素晴らしいことだと思うスタンスは変わりません。
多数としては、肯定されるべきであり、今後の3人とこのみさんの関係について描かれる際のエッセンスとしても、大事な出来事として扱われることを願うばかりです。
■最後に
馬場このみ担当として、今回のカバーを解釈する一端として、直近のSHSガシャを挙げて締めくくりにさせて貰います。
※少しだけ、カードコミュ、衣装コミュに踏み込むバレが有ります
馬場このみの強みと同時に弱みでもある、容姿。それを自身の強みとして、あどけなさの演技を加えて仕事に向かうさまが描かれています。
容姿はさておき、子役を演じるときに必要な要素。口調だったり仕草だったり……それらのエッセンスを、どこから取り入れているのか?
それを考えたときに、真っ先に思い当たるのは、TintMe!の3人、環の真っ直ぐさ、育の純粋な大人への憧れ、桃子の子役としての業界の経験であったり、CLEVER CLOVERで共演しているひなた(もちろん環も)であろうことは、想像に難くないと思います。
私の解釈は以上です。
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