美味しいNY🥩ステーキ編(熟成肉part2)
アメリカ随一の美食の街、ニューヨーク。ステーキ、和食、スパニッシュ、いろいろチャレンジしてきましたが、改めて「老舗」を条件に、次に行くお店を探してみました。そして決まったのは・・・「Peter Luger Steackhouse(ピータールーガーステーキハウス)」です!
1887年創業、NYで一番古い老舗のステーキハウス。実は去年の10月に恵比寿に東京店ができたそうですね。ぜひまた帰国したら行ってみたいなと思います!
Peter Luger Steak House
178 Broadway, Brooklyn NY 11211
www.peterluger.com
今回はマンハッタンから足を伸ばして、ブルックリンの本店まで行ってきました(ロングアイランドにももう一つ店舗がありますが、やはりこういうときは本店に限ります)。
観光客だけでなく地元民にも皆に愛される名店です。予約は絶対に必須。私は2週間ほど前に予約をしましたが、行きたい日は平日だというのに午後の16時15分か21時半しかない!という究極の選択でした(笑)。夫は仕事があるので16時には行けないのでやむなく21時半の予約に。結果的には、予約当日お店から電話で20時30分が空いたから変更希望?とご丁寧に連絡があったので、1時間早めて行くことができました。
夫の仕事が終わってすぐにタクシーに乗り、向かいました。マンハッタンからは車で20分くらい。だいたいチップなしで30ドルくらいです。
予約よりも1時間近く早い時間だったので、入口隣のバーカウンターでドリンクを飲みながら待ちました。私はお酒が飲めない人なのでいつも通りノンアルコールですが、夫はIPAのビールを。ここでは結構ビールの人が多かったような気がします。アメリカでは、ディナーの前にこういった入口のバーで一息つくのもおすすめです。ちなみに日本のピータールーガーにも、バーがあるそうです。
外装が工事中でしたが、道の反対側から見るとこんな感じです。
マイナスの気温のNY。外の席は今日はさすがにあまり人がいません。
さて、メニューは超シンプル。二人なら、アペタイザー1品、メイン二人分ステーキ、サイド1品、デザート1品くらいで限界だと思います(笑)大人数であればたくさんの味が楽しめて良さそうですね。
いろいろたくさんオーダーしたいのは山々なのですが、アメリカサイズは食べれる量にも限界があるので、今回は現実的な量を頼みました。前菜にサラダ、メインにTボーンステーキを2人前、食後に紅茶です。本当はサイドにクリームドスピナッチが頼みたかったのですが、旅行中で持ち帰りもできないし、パンも美味しいと有名なので食べてみたいしということで今回は諦めました。
いきなりパンと一緒にこのソースがサーブされました。事前勉強してなかったので、これはなに!?となり店員さんに聞いたら「well it's not to eat, just a decoration!」と(笑)いきなりアメリカンジョークを飛ばされました。パンでもサラダでもステーキでも何につけてもいいよ、チーズケーキ以外ね!とのこと。夫とウェイターさんと3人で大笑いしました。
3種類のパンが来ました。「君はパンを食べるとメインが入らなくなるからダメ」と夫に取り上げられ、一口しか食べさせてもらえませんでした笑。
今回はシンプルなグリーンサラダです。本当はベーコンやトマト、玉ねぎが入ったウェッジサラダの方が有名ですが、今日はこれで。
さて、メインのステーキです!
ドーン!
うーんやっぱり最高。
向かって右手がサーロイン、左手がフィレです。Tボーンステーキは一回で2倍の味が楽しめるのが最高です。ちなみにこのステーキは、初めに一度高温で表面を焼かれたあとじっくりとオーブンで熱を通す特別な製法が使われており、お皿もやけどするほどアツアツでサーブされます。肉の味が染み込んだバターのソースがまた美味しいのです。
紅茶。これに限らずお皿が可愛いです。アメリカのステーキハウスは大抵真っ白の無機質なお皿が使われているので、こういう小さなデザインにも惹かれます。
食後、お会計の際にこちらのコインチョコがチャラりんとテーブルに投げ入れられるように置かれます(わざと)。
お口直しにちょっと食べると美味しい💓
ちなみにこちらのお店、クレジットカードが受け付けてもらえません。現金またはデビットカードの用意をお忘れなく!
ご馳走さまでした。帰りに壁に飾られたミシュランのプレートや要人の訪れた歴史を見てから帰りました。Uberはすぐに捉まるようです。3分も待たずに乗れました。
ちなみに、先日以下のページにてウルフギャングステーキハウスについて書きましたが、ウルフギャングはピータールーガーで40年働いたシェフが独立して作ったお店です。そのため、メニューがとても似ています。ですが、店内の雰囲気や目指す方向性が全然違うためあまりカニバるイメージはありませんでした。
ウルフギャングの方が少し若い人向けでスタイリッシュ、店員さんも気取っています。おしゃれでワインの似合う店内です。ピータールーガーは気取らないクラシックな店内で、価格帯は同じですがテーブルクロスもなく地元のステーキハウス感があります。店員さんもカジュアルで愛想がよく、勤続XX年?!と思うようなおじいさんサーバーもたくさんいます。私は個人的にはPeter Lugerの方が好きかも。
また日本に帰った日には恵比寿のお店に行って、ブルックリンの思い出を振り返るのが楽しみです。
ではまた。