【スタマイ】羽鳥で見るESTP

ESTPの使用機能（かっこ内はソシオニクス名）

※超自我とイドはMBTIでの説明はない機能なので機能名がありません
＜自我＞
主機能（主導機能）
外向的感覚：Se
補助機能（創造機能）
内向的思考：Ti

＜超イド＞
代替機能（出動機能）
外向的感情：Fe
劣等機能（暗示機能）
内向的直観：Ni

＜超自我＞
（役割機能）
外向的直観：Ne
（弱点機能）
内向的感情：Fi

＜イド＞
（無視機能）
内向的感覚：Si
（論証機能）
外向的思考：Te

Seという機能は現実を詳細に把握する機能です。そして補助機能は個人の思考を用いて判断するTiです。つまり高い行動力を持つ超絶現実主義者のクール＆ドライな人ということになります。SeTiの行動が行き過ぎると軽薄で、人間関係に配慮しない人になってしまうのが玉にキズです。
良くも悪くも羽鳥はザ・ESTPといった性質を持っています。SeTiを使用した対応能力や器用さをいたるところで存分に発揮しています。そのスマートさが彼の魅力なのは分かります。しかし倫理観がないです。だからこそ玲と出会う前の趣味が「抗争を起こさせること」なんでしょうね。玲と出会ってからも軽薄さは相変わらずで、全然信用を得れていません。

代替機能はFeとなります。ここが発達していると自分の考えだけで行動を起こすのではなく、雰囲気や常識なども鑑みて行動できるようになります。
Revelでのやり取りを見ている限りFeを気にしている様子はありません。他の三人に対してSeTiでぶつかりに行ってることがほとんどです。特に神楽に対してはからかって遊ぶことが常です。

劣等機能Niが健全に機能することによってSeが制御され、むやみに危険に飛び込んだり軽率さが緩和されたりします。
羽鳥のNiが使われている場面は、まったく記憶にございません。メインストーリーのシーズン３からシーズン４にかけて羽鳥の身に降りかかった厄災は、Niが機能していれば防げた可能性があります。あくまでも可能性です。羽鳥が知ってしまった「引き返せない理由」によっては劣等機能Niが使用されていても、危険を回避する選択を取れなかったかもしれないので。というか羽鳥はNiを使っていないどころか、若干恐れているような風にも見えますね。未来のことを決めるのを避けるというか、Seに依存して今この時を楽しんでいる感じがするというか。この辺りはまた、個別本編が配信されたら分かるような気がします。

まとめ

ENTPの二人と全然違いますね。性格タイプが違うのは当然ですがそうではなくて、機能の発達の仕方が全然違います。桧山もひかるも超イドの機能が感じられる点が存在していたのですが、羽鳥はほとんど感じられませんでした。「そこそこ空気読んでるぼんやりとしたFe」くらいは感じていますけど、それ以外は分かりませんでした。
イドの話になるのですが、玲に対してはSiでお世話したり、Teで忠告したりしていて、それは少し興味深いと感じています。イドは自分や周りの危険を回避するために使用されると聞いていましたが、確かにどちらも危険回避のためだったので、なるほどと思いました。