「天命を知る」ということ
自分と向き合うことで見えてくるものがある。
「そりゃそうだろ」って思うかもしれないけど、
でも、そう思ったあなた、
今の人生に満足していますか?
このタイトルを見て読み始めてくれているなら、
それはつまり、何かしら自分の中で
今の生き方に違和感を感じていたり、
自分を知りたいと思っている心の内が
あなたの中にあるんだと私は思う。
あなたは自分の天命について考えたことがありますか?
自分の生まれてきた意味、生きる意味は一体何なのか、、と。
私は最近、というか、もう長いことずっと、密かにこのことを考え続けていた。
なぜこの世界に、
この時代に、
この場所に、
魂の自分は生まれて来ようと決めたのか。
でも、
全く何も見えてこなかったし、
考え始めると、
頭に鳴り響く色んな声や音に振り回され、
結局自分が何をやりたいのかなんて、
もっとわからなくなった。
「今見えている世界は、あなたの作り出している仮想現実。
魂のあなたが決めて来た天命を全うする為に
自分自身で作り出している世界。
今起きている良いことも悪いことも、
全てはあなたが決めてきた天命の為に、自ら起こしている。」
この言葉を聞いて、
あなたはどう思うだろうか。
「そんな事あるはずない!」
そう言って、鼻で笑うような人もいるかもしれない。
少し前の私も、どちらかと言えばそういうタイプだった。
というより、
そう思うのが常識、と自分に言い聞かせている人間だった。
おかしな人なんて、絶対に思われたくなかったから。
でも、何だかあまりにも
自分の人生が生きづらくなることが起き始めて、
歩む道も見えなくなって
途方に暮れたので、
ある時、「一回思考と感情をリセットしよう」と決めた。
そして、本当に自分の心が感じていること、全てを受け入れてみようと思った。
そうしたら、
「常識」という枠の中に自分を置いていた私だから
何も見えてこなかったんだということに、気が付いた。
その瞬間、頭の中の霧が
ふわ〜っと晴れていくようだった。
だから他の人がどう思おうと、私にとってはこれが真実、
そう解釈することが1番自分らしいんだと、今は感じている。
そう感じられるようになるまで
私は目の前に起きる全ての出来事に、
全身全霊で一喜一憂していた。
まるで目の前に起きる全てのことが
誰かの手によって起こされ、
偉大な力を持つものが、無力な私の前に「試練」と名前の付いた駒を次々と置いて、
「それが人生というものだよ」
と、その都度耳打ちしてきているかのように感じていたから。
でも、それが全て、
自分が自分の為に巻き起こしているものだったならと考えたら、
見えたことがあった。
それは、
起こる出来事、目の前に現れる人たち、
そこには
自分の天命を知るヒントがゴロゴロ転がっていたんだっていうこと、
魂の私が、現実世界の私に、
「あなたが自分で決めてきた天命に気づいて」と
メッセージを送ってくれていたんだという
魂の私からの「愛」が、そこにあっただけなんだと。
「天命」というと、
さぞかし壮大なものと感じてしまうかもしれないけれど、
ぶっちゃけ大きいものだったら、
今のあなたはすでに気づいているはず。
でも「天命」の種類は、人の数ほどのあるから、
気付けていない人の方が格段に多いと思う。
そもそも「壮大なもの」っていう言葉自体が、
現実世界での判断基準で存在している言葉だから、
魂の世界においては、決めてきた天命に、
実は大きいも小さいも無い。
表現するとするなら、それは全ての人にとって
「唯一無二」
というだけだったりする。
天命に気付けると、何が起きるのか。
それは、
あなたが決めてきた「流れ」に乗ることができる、ということなので、
まずあなた自身が、自分の存在価値を心から感じられるようになるし、
周りで何が起きても、自分の立ち居振る舞い方が自然とわかるので、
あなたは今より一喜一憂しなくなって、
人生が格段に生きやすくなっていくはずだ。
そうなると、今度はあなたの波動が高くなって、
発する周波数も変わっていくので、
これまであなたを苦しめてきた周波数のものは寄って来なくなり、
逆に、あなたの「流れ」を加速させてくれる周波数のものばかりが寄ってくるようになる=目の前に起きる出来事が自ずと変わっていく、という図式が自然と出来上がることは、容易に想像できるだろう。
、、、今、あなたの目の前では、何が起きていますか?