「フランバーズ屋敷の人びと」を読み始めました

岩波文庫の中学生以上向けの児童文学。

お友達が教えてくれた、とある動画の紹介観たら「性癖に刺さりそう!」と思って読み始めてみました。
全5巻のうち、まだ1巻の後半に入ったところです。

20世紀初頭のイギリス。主人公は両親を失った少女。
21歳になると父の財産を相続することが約束されていて、財産目当ての、暴力的な叔父が住むフランバーズ屋敷に使用人として住み込むところから物語が始まる。

屋敷には、叔父そっくりの粗暴イケメンな長男と、頭脳派・飛行機オタクな次男、馬の扱いがプロい心優しき使用人。
この3人との恋模様を描くお話。

1巻途中でかなり面白くなってきて、パラパラと最後までザッピングして思うのは、大人向けな宮崎映画みたいだなぁと。
で、レビュー見たら、駿監督がやはり影響受けているらしい。

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ただこのお話、多分結末まで読むと展開の好き嫌いが分かれそうだなぁ。

というのは紹介動画が結構ネタバレしてて、それを先に観てから読んでるのだけど、

↓↓↓(以下ネタバレ)↓↓↓






























それを観ずに読んだら「好みじゃない展開にモヤモヤ」となりそうな気もしていて(現時点で、なので実際に完読したらまた違う感想になるのかも)。チラッと触れてみると、長男を好きになれるかどうか、若しくは、主人公が長男に抱く感情に共感できるかどうか、で展開の好みが分かれそう。という感じに、長男は主要人物の模様。

相対的に、次男と使用人の魅力が光り、彼らと主人公との物語パートは純粋に楽しめるのかなと。

…結構ネタバレっぽくなって来たので、この辺で、ネタバレを観てしまった上で読もうと思う方はこの動画をどうぞ
てか、動画見返したらちゃんと「この先はネタバレになるので」って前置きしてるやん、、うっかり観てしまうと読む前から無駄に予備知識が付いてしまうので、読む方は、そこの判断は自己責任でw

https://youtu.be/03fZ1pjmRUs?si=yARzkc5ld3NUr8kK

まあ最後まで読んでみないとわからないけど、私はもしかして予備知識を得たことで心構えができた分、そういう結末になるのね、という目線から主人公の感情の動きを俯瞰したりしながら読んでて、だから納得行かない結末だとしても受け止められそうな気もする。それも楽しみ方の一つかも、、

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