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MTGプレイヤーから見たワンピカードゲームの凄さ

はじめに

こんにちは。
ワンピースで一番好きなキャラはミス・バレンタイン
ミントグリーンそがわと申します。

キャハハハハ

先日、ワンピースカードゲームのルールを知る機会があり「これはすごい!さすが最新のカードゲーム!色々なカードゲームの良いとこ取りだ!ハイブリッドだ!」と感じました。
今回はMTG(マジック:ザ・ギャザリング)プレイヤー目線で「ワンピカードのどこが凄いのか」を語りたいと思います。

これがマジック:ザ・ギャザリングだ!

私は過去に様々なカードゲームをプレイしてきましたが、今はMTG(主にEDHというフォーマット)をプレイしています。

EDHで強いと思ってデッキに入れるけど
調整していくうちにデッキから抜けるカードランキング1位(個人調べ)


ちなみにワンピカードはプレイ動画を色々見ているだけで実際にプレイしたことはありません。
ルール解説なども間違っている部分もあると思います。
エアプってやつです。
ご了承下さい。

でも漫画ワンピースは少年ジャンプで毎週読んでます!

では行くぞ!

①ワンピカードの特徴!

まずはワンピカードの特徴を簡単に説明したいと思います。
ちなみにルールや対戦動画は公式のYouTubetチャンネルで学びました。

「まかろにステーション」というお笑い芸人さんがパーソナリティの番組。
お二人とも、カードゲーム慣れしていて、説明が上手で分かりやすい。
初心者向きかと思いきや「アグロ」「ミッドレンジ」「テンポ」「アド」などのカードゲーム用語もバンバン出てくるのでMTGプレイヤーでも分かりやすい。

【色とキャラについて】

MTGでは色は5色ですが、ワンピカードには色が6色あります。
赤、青、緑、紫、黄色、黒の6色です。

私は最初は勘違いしていたのですが、「赤=麦わら海賊団」「青=海軍」とかで分類されているのかと思っていました。
色によって特徴があり、それぞれの色にキャラがいる場合があります。
MTGで例えると「青ジェイス」「緑ジェイス」「白ジェイス」がいるみたいなイメージです。

紫のルフィ
赤と緑の混色のルフィ。グルールやね。

上記のカードは「リーダーカード」という種類で、デッキに1枚だけ選ぶカードです。EDHにおけるコマンダー的なヤツですね。
ちなみにデッキに入れられるカードもこのリーダーの固有色のカードしか入れられません。多色の方が強そうですが、その分ライフが低いなどの調整がされているらしいです。

【カードの数値について】

次にカードの数字の説明です。

このルフィだと右上の「5000」がパワーで、右下の「5」がライフです。
なので、5000パワー以上で6回殴られたら負けです。
(ライフが0の状態で殴られたら敗北)

ライフは5枚のカードを裏向けに並べて、ダメージを受けると1枚を手札に加えるというルールです。

これはデュエマのシールドに似ていますね。
ポケカだとポケモンを1体倒すと倒したプレイヤーがサイドカードを1枚取れます。ポケカは倒した側の手札が増えるので、有利なプレイヤーがどんどん有利になるルールとも言えます。

ワンピカードではダメージを受けた側の手札が増えるので、ここに逆転要素があります。
ダメージを受けてライフを手札に加える際に「トリガー」と呼ばれる効果があれば発動します。

このサンジであれば、トリガーとしてめくれたら場に出ます。
確かヴァンガードにも「トリガー」というシステムがあった気がします。
ちなみにヴァンガードはNACさんこと中村聡さんも開発に関わっているらしい。

スパイクデッキの使い手(デュエルマスターズより)

②土地事故が無い!

【ドン!!カードについて】

次にコストについての話です。

カードゲームのコストはMTGの土地カードポケカのエネルギーなどのカードが存在する場合と、遊戯王のようにコストの概念が無い場合があります。(遊戯王にもリリース召喚とかあるけど)

ワンピカードでは土地カードではなくて「ドン!!カード」というものがあります。

この「ドン!!カード」はデッキに入れずに1人10枚用意します。
これが毎ターン2枚ずつ増えていきます。
(先行1ターン目は1枚だけ)

MTGで例えると毎ターン2枚ずつ土地カードが増えるイメージですね。
土地カードが別で用意されているという点ではヒュージ・リーダーズの「荒地」ぽい感じがします。

左上の数字がコストなので、このゾロならコスト6になります。
ドン!!カードを6枚タップすれば場に出せます!

ちなみにタップ状態は「レスト」アンタップ状態を「アクティブ」と言います。
あと色マナの概念も無いので「紫のカードだから紫のドン!!カードが必要」という訳ではありません。

この毎ターン土地が増えるようなシステムは、デジタルカードゲームのハースストーンシャドウバースが発祥な気がします。

このシステムの良い部分は、なんと言っても土地事故が無いこと!

MTGをプレイしているとどうしても土地事故で負けてしまうことがあります。
土地の枚数や種類を考えるのがMTGの醍醐味でもあり楽しさでもあるのですが、やはり土地事故で負けるとテンションが下がってしまいます。

これが土地事故だ!(マリガンしよう)

多くの人、特にカードゲーム初心者をターゲットにしているワンピカードでは、この不運で何もできずに負けてしまう体験を減らすようなシステムにしているのかなと感じました。

【ドン!!カードのもう一つの使い道】

さらに「ドン!!カード」にはもう一つの機能があります。
それは「キャラのパワーをプラス1000」できることです。
これがワンピカードの画期的な部分だと思います。

ワンピカードの戦闘はリーダーやキャラのパワーを比べます。

例えば、相手のパワー5000の「ルフィ」に、パワー4000の「はっちゃん」のキャラカードで攻撃を仕掛ける場合。このままでは負けてしまいます。

ワンピカードはパワーが同じかそれ以上だと攻撃成功です。
「ドン!!カード」を1枚タップすることでパワーをプラス1000することができ、パワーが5000になった「はっちゃん」はルフィに攻撃成功となり、ライフを1枚減らすことができます。

つまり余った「ドン!!カード」はパワーアップに使用することができます。
2枚3枚と重ねて使用することもできるので、プラス2000、3000も可能です。

「ドン!!カード」をMTG風にしてみるとこんな感じ。

「ドン!!カード」

土地

(T):好きな色のマナを1点加える。
(T):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受ける。

余った土地がクリーチャー強化になるので、パワーの弱いカードでも活躍できます。戦闘での硬直状態が少なく、ゲーム展開に動きが出ます。

ちなみに防御プレイヤーは「カウンター」と呼ばれる種類のカードを手札から捨てることでパワーをプラスすることもできます。
これによって「相手がカウンターを持っていることを予想して多めにパワーを上げておくか…」などの読み合いが発生します。

ミス・バレンタインもカウンター持ち

ちなみに土地事故が無いのでワンピカードはコンバット主体のゲームらしいです。
ヤソさんが言ってました。

③周辺サプライがいらない!

ワンピカードはライフカウンターやダイスなどがいりません!
カードだけでプレイできるのがスタイリッシュだなーと思います。

MTGだとライフカウンターやダイスやトークンが必要です。
ポケカでもダメージカウンターやコインなどが必要です。

もちろん周辺サプライにこだわるのも楽しいですが、カードのみでプレイできるっていうのは画期的だと思います。
他にそんなカードゲームってありましたっけ…?

ポケカはこの時代しか分かりませんが…

④おまけ

最後にちょっとしたおまけの話をしたいと思います。
調べてみるとワンピカードでも禁止カードが何枚か存在するようです。

それがこちら!

カバジさん!

「自分のライブラリーが無くなった場合に勝利する」というナミのカードを使ったデッキで暴れまわったそうです。

あれ?この効果どこかで…
これやん!!!

原作ストーリーでは微妙なキャラが、カードでは活躍しているパターンもあるみたいです。
MTGでもそういうことが多いですよね。デルバーとか。

これとかめっちゃ使われているらしい


最後にワンピースに出てきそうなMTGカードを紹介して終わります。
















ジャクシス!腕が!!!

ではまた!





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