ホビーオフで買ったジャンクのガンプラを完成させてみた。
こんにちは。
「ミントグリーンそがわ」と申します。
私はプラモデル作りが趣味なのですが、先日行ったホビーオフのジャンクコーナーでこんな物を発見しました。
色んなガンプラのパーツを組み合わせ1個の機体にして売ってありました。
売った人がこの状態で売ったのか、はたまた店員さんが組み合わせて売ったのかは分かりません。
これを見た瞬間、妙なカッコ良さと「これをちゃんと完成させたらカッコいいのでは?」という可能性を感じ、購入してみました。
【分析編】
家に持ち帰り、とりあえず開封してみました。
汚れがあったのでとりあえず洗浄します。
全体を細かく見ていきましょう。
顔と胴体はゲルググですね。
ただバックパックに大きなプロペラントタンクがあるので普通のゲルググでは無い?
右手に大きなライフルを持っています。大きくてかっこいいですね。
左右の腕が違うのもアシンメトリーでかっこいい。左腕はザクっぽいけど関節部分が布っぽくなってますね。
下半身もガッチリした感じで力強くて良いですね。
ただ何のガンプラのパーツが使われているか分からなかったので調べてみました。
では実際に制作していきましょう!
【制作編】
全体的なバランスは良いと思うので、細かい部分を改修していきます。
まずは左右の肩の高さの違いが気になったのでそこを修正。
次に、お腹が前に出ているように感じたので腰を大型化します。
モノアイも少し改造。
ここまで改修が終わったら合わせ目を消しながら組み立てます。
ということでライフルを少し短くします。
では塗装いってみましょう!
【塗装編】
全体の工作が終わったので塗装に入ります。
今回は筆塗りで仕上げようと思いますが、サーフェーサーとトップコートだけはエアブラシを使います。
まずはサフから!
表面にテクスチャを付けたいので溶きパテを筆で塗っていきます。
そしてさらに細かいテクスチャを付けるために「胡粉ジェッソ」という物を塗ります。
ジェッソとはアクリル絵の具や油絵の下地に使われる下地剤で、木やキャンバスなど色々な物に塗ることができます。
胡粉(ごふん)とは貝を砕いて作られた顔料のことで、主に日本画で使用されます。
ジェッソに胡粉が混ぜっているので、塗るとザラザラとした独特の質感になります。
下地作業はこれで終わったので、いよいよ色を塗っていきます。
私はラッカー系塗料や水性ホビーカラーを陶器製の絵の具皿に出して筆塗りで塗装しています。
塗料が固まってもラッカー溶剤を数滴垂らせば、ラッカー系塗料も水性ホビーカラーも再び溶けて塗ることができます。
この塗装の方法は、田中克自先生の本で知りました。
気軽に筆塗りができて超楽しいです!
仕上げに汚し塗装(ウェザリング)を行います。
まずはチッピング。
タミヤエナメルの「ダークグレイ」とスポンジヤスリのスポンジ部分でチッピングを行います。
チッピングが終わったら塗膜保護のためにツヤ消しのトップコートを全体に吹きます。
そしてウォッシング。
スミ入れ用タミヤエナメルの「ダークブラウン」をシャバシャバに薄めて全体に塗ります。
このチッピングとウォッシングの方法は清水圭さんの本を参考にしました。
筆塗りでこんなにかっこいい作品が作れるの凄すぎる!必読です!
ホビージャパンのウェブ版でも清水圭さんの作例が見れます!
特にこの2つがお気に入り。読むだけで筆塗りをやりたくなります。
ここでトラブル発生。
エナメル塗料をジャブジャブ塗っていたらバックパックのアンテナが折れてしまった!
仕方がないので切り落としてディテールアップパーツで塞ぎました…!
ということで完成です!!!
【完成写真】
最後にビフォーアフターでご覧下さい!
さて、いかがでしたでしょうか。
たまたまホビーオフで見つけたジャンクのガンプラを完成させてみました。
けっこうカッコ良く作れたんじゃないかなと思います。
配色についてはホビーオフなので赤と黄色で塗っても良かったかな?と完成してから思いました。
みなさんも是非お近くのホビーオフのジャンクコーナーを覗いてみて下さい!
ではまた!