【魂レベルの幸せ探求者へ】#2 ガンポンさん法話 日本語訳
目醒めた魂の居場所づくり
をしている
目醒めのロードマップ🎁付き
チャルーンサティ瞑想マスター
ガンポンさん法話を訳しました。
「悟りの境地へ」本物の瞑想マスター
日本人の精進している僧侶たち
菩薩心のある目醒めの道の探究者
光り輝く子供たちを育てている先生たち・親たちへ
真なる法話を受け取ってください！
ｂｙＨＩＲＯＥ
元大学の体育教師だったガンポンさんは、
若干２５歳の時、
友人の先生の水泳レッスンのお手伝いで
飛び込みの見本を見せている時に、
飛び込みを失敗し、
プールの底で頭を打って、
全身不随になりました。
タイ人ならではの、
将来は、得度して僧侶のトレーニングをしたら、
結婚しようと計画をしていたのですが、
一瞬にして夢が消えました。
すべてを失いました。
職、恋人、友人、そして健康もです。
それから、
ガンポンさんと家族の
苦悩の人生が始まりました。
全身不随でありながら、
寝たままで、手首の動きでSATI（意識）を育て、
真理を体験した瞑想マスターのガンポン先生の
魂の優しい言霊が、
タイだけでなく世界中に共鳴して、
健全者の魂の灯も点けています。
ガンポンさんがSATI瞑想でどのように
心を解放したかの法話は
どの人の心にも響き、
忘れることはないでしょう！
スカトー寺では、
訪問者はほとんど涙していました。
ガンポンさんに同情してでなく、
自分の苦しさの解放からです。
本音で聴き、話せる癒しです。
この動画の日本語訳#2（#1~２)です。
母が、「ブードー」というマントラを使った
瞑想を教えてくれました。
横になったまま目を閉じて、
「ぶー」と言いながら息を吐き、
「ドー」と言いながら息を吸います。
マインドは穏やかになっていきましたが、
そのあとは眠くなって寝てしまいました。
起きたときは、前と同じ苦しみがあります。
前と同じように、自分は障碍者だ
という考えに囚われていました。
瞑想する度に、寝ていました
まるで、瞑想方法、瞑想するとは、
寝るためのようでした
寝ている人が、どうやって苦しみ・困難を
乗り越えるのでしょうか？
かつては
よく考え事にふけり、
緊張感を感じやすかったので、
瞑想ができませんでした。
飽きてやりたくないなと感じていました。
やる気がなくなってくると、
より緊張してもっとストレスを感じました。
本を読むほうが楽です。
いくらかは満足できます。
ですが瞑想は、知識は得られないし、
眠いだけです。
マスターや先生、サポートなしでの瞑想は、
迷走しやすい傾向にあります。
失敗しやすいです。
いつも疑っています。
自分の行動に自信がありません。
先生と共に瞑想実践することは、
とても重要です。
私も指導者が必要だと思い、
カムキアン和尚に手紙を書きました。
和尚に瞑想法の指導をお願いしました。
全身障碍者なので、
横になったままでしか瞑想実践できないと
伝えました。
カムキアン和尚はとても親切に返信してくれました。
どのように瞑想をしたら良いかも教えてくださいました。
横になったままで、
SATI（意識）の成長4段階をどのように実践できるかを
教えてくださいました。
これが、
体の動きを有効に使って、
意識を成長させる方法です。
カムキアン和尚は、
横になっているポーズでも、
どこか体を動かすことで、
SATI意識を目醒めさせることが
できますよとおっしゃいました。
体の部位に焦点をあてて、
軽く手を挙げたり下げたりして、
体の動きを感じます。
思考が起こってきたら、
思考に取り込まれず、
体の動きに戻りましょう。
体の動きを感じ続けましょう。
体の動きを感じ続けることを、
体の状態を観察し続けることを、
意図します。
真面目に、勤勉に、
たくさん気づき続けるのです。
知り続けるのです。
これが、
瞑想実践です。
カムキアン和尚は、平穏な状態になっても、
その穏やかさに執着しないように助言してくれました。
継続して気づき続けるのです。
これを仏教用語で、
カマタンと言います。
瞑想実践は、
全てが自分の行動によるものです。
自分の意志・行動で決まります。
気づきが多いと、
妄想は減少し、
または、消えます。
気づきの力で自動で起こるのです。
思慮深い大きな気づきが現れ、
「RUPA」（色・認識される物質）
「NAMA」
がはっきり見えるでしょう。
カムキアン和尚は、観察すること、
観察する力を育てることを
強調しています。
瞑想実践で、観察者になるのです。
おこってくるもの、
思考・感情や外部の刺激など
なにごとにもとらわれない者＝観察者
です。
心身に起こっていることを全て
気づき、観て、知り、
中立に理解するのです。
なにか問題が起こっても、
慌てず、
その問題を気にせず、
問題に巻き込まれないようにします。
何か起こっているなと
気づいて終わりです。
苦しいこと、問題が起こっても、
苦しみの主人公にならないでください。
苦しいことが起こっているのだと、
知っているだけです。
退屈・イライラ・反抗する気持ちが起こっても
それらは、こころに起こる
変化する症状だと
観てくださいね。
何かに捕まってはいけませんよ！
ただ、適切に瞑想を実践継続してください。
そうすると、
智慧（真実・本質的知識）が
たくさん起こってきますよ。
最近の私は、
SATI意識を育てる瞑想を
実践しています。
私のマインドは、
こころは、SATIと共にいます。
SATIの中にいます。
このSATI気づきが私の人生を
よりよくしてくれました。
今から障害者がどのように瞑想するかを
紹介しますね。
あなたも
障害者のように
同じように実践してみて下さい。
体の動きで意識を育てることは、
簡単です。
何の儀式もいりません。
目を閉じません。
なにも唱えません。
そして、最重要なことは、
思考を使わないことです。
誰でもできます。
仏教原理は、
普遍的で万国共通です。
性別・年齢・国籍や地位に関わらず、
またどんな宗教の方でも、
誰もが学び、実践できるのです。
障害者でも実践できます
気づきを育てた恩恵は、
無限です。
最初チャルーンサティを始めたときは、
右腕を上下に動かすだけでした。
腕を上に動かしたら、
その動きを感じ、気づきます。
腕を下に動かしたら、
その動きをSATIで気づきます。
毎回気づきます。
単に気づき続けるだけです。
目を閉じないように。
なにも唱えません。
思考を使いません。
しかし、瞑想実践中、
思考は必ず起こります。
自然なことです。
ですが、思考に取り込まれません。
巻き込まれないようにしましょう。
思考だと気づいているのです。
最初は、SATIが弱いので、
思考に吸い込まれやすいです。
起こってくる思考の波に
のまれやすいです。
瞑想から離脱しやすいですが、
SATIが育ってくると、
マインド引っ張り戻します。
瞑想にマインドを何度も戻します。
マインドが引っ張り、
SATIに引っ張り戻されます。
思考がこちら側であれば、
SATIは向こう側で、真逆です。
思考が引っ張り込み、
SATIがマインドを取り戻します。
時々眠くなります。これは普通です。
瞑想したことがある人は知っているでしょう。
眠気はよい友ですが、
私たちは、眠気に負けたくないです。
眠気から逃れて解決しましょう。
動きを早くしましょう。
SATIを目醒めさせましょう。
全て経験です
最初は、妨害が多いです。
特に身体障害者は大変です。
最初は、多少強制が必要です。
何回つまずいてもいいので、
再挑戦しましょう。
SATI気づきが習慣になるために
トレーニングしています。
SATIと仲良くなっていくと、
SATI気づくのが楽になっていくと、
自然に起こってくるのです。
SATIがどんどん育ってくるのです。
心配することはないですよ。
無理だ、できない、余裕がない
となるとまた苦しみが続きます。
必死の自己投資が必要です。
自分への信頼が大事です。
片手でずっと瞑想をしていると、
痛くなって眠れないときもありました。
どこに腕を置けばよいかわかりませんでした。
時々、腕を挙げたままこのように
寝ていた時もありました。
だから左腕で始めました。
この腕はかなり弱いです。
だからちょっと強めに押さないといけないです。
トレーニングしていくと、だんだん、
良くなってきているようです。
左腕も強くなってきています。
終わり
