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クラウドファンディング終了直前!活動のご報告②:三ッ浪真紀子

みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト産婦人科チームの三ッ浪真紀子です。

8月31日に開始した、みんパピ!のクラウドファンディングも早いもので残すところ後10日となりました。

これまでにたくさんの方にクラウドファンディングのページにご訪問頂き、2000人近くの方にご支援をしていただきました。予想を超えるたくさんの支援にチーム一同感謝しております。
 
少し自己紹介させて頂きますと、現在はアメリカで大学院生をしていますが、日本では産婦人科医として働いておりました。

1日外来を担当するだけで、たくさん子宮頸がんや子宮頸がんの前がん病変(子宮頸部異形成)の方が来られます。

20-30代の方が多く、学校やお仕事の合間をぬって受診をされていました。子宮頸がん、子宮頸部異形成の原因はHPV感染であり、性活動の開始前にHPVワクチンを打てばワクチンが有効な型は予防できます。

しかしながら、一旦HPVに感染すると自分の免疫の力でやっつけるしか方法はなく、子宮頸部異形成の経過観察は時に数年に及びます。(※) 

次の検査ではがんと診断されるかもしれない、と思いながら長期間定期的に通院するのはとてもしんどいことです。

一方で、子宮頸がんや子宮頸部異形成と診断されていない知人や患者さんにHPVワクチンについてお話すると「昔、ニュースになっていたやつだよね。ほんとに大丈夫なの?よくわからないし、怖いしいいわ」と返されて終わってしまうことも多く、届いてほしい情報が届くべき人に届いていない状況をもどかしく感じておりました。

そんな中で現在のみんパピのメンバーと出会い、正確な知識を広めていくことを目標にプロジェクトを開始しました。

みんパピ!の一員になって、活動準備を進めている時は、不安でいっぱいでしたが、いざクラウドファンディングが始まると間もなく、たくさんの方からご支援をいただき、目指していることは間違っていなかったと勇気を頂きました。

特に応援コメントで多くの方から応援のお言葉のみならず、ご自身の思いや経験を共有して頂けたことで、たくさんのエネルギーと今後の活動に繋がる学びを得ることができました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。

この一か月で既に私の周りのHPVワクチンに対する意識が変わったと実感しています。

みんパピの情報をSNSで共有してくれたり、HPVワクチンについての相談も以前より格段に増えました。

今はまだ小さな変化かもしれませんが、皆がすこしずつ意識を変えることが大きな変化に繋がると信じております。

私達の本格的な活動はこれからで皆様からの支援を最大限成果に結びつけられるよう日々精進して参りたいと思います。

これからも応援いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト
 三ッ浪真紀子

(※ 子宮頸がん、HPV、HPVワクチンについて詳しくはみんパピ!のホームページを御覧ください。)

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