読書する女
本の虫というほどではないのですが、わりと読書が好きです。
特に一人旅の時は相棒となる本を必ず持っていきます。
子供のころから本は部屋にたくさんありました。読書を推奨する両親の下で育ったため、欲しい本があれば、本だけは買ってもらえました。
大人になってめっきり本を読まなくなりましたが、急に思い立ったように本を読みたくなる衝動にかられることがたまにあり、そんな時にまとめ読みしていました。
ここ最近は「意識的」に本を読むようにしています。
社会人になって感じることですが、やはり本を読んでいると、本から得たものは思いがけないところで自分の武器になるような気がします。
某タレントさんが
「知識とお金はたくさんあっても無駄にならない」
と言っているのを聞いたことがあります。
たまに『知らない』ことで恥をかくことがあります。知識や教養を多く身につけていれば、そのような機会は減ると思います。
また、あらゆる年代の人や初対面の人と話す時にも役立ちますし、本から吸収した語彙力・表現力を使って、伝えたい事柄を的確な言葉で伝えることが出来ます。
経営者や著名人のセミナーなどへ行くと、大抵最後に質疑応答があります。
その方の専門分野についてだけでなく、いろんな角度(政治、経済、国際問題など)からの質問が上がります。その質問に対して的確に捉えて回答することはあらゆることを知っていないと出来ない技だと思います。
過去の歴史から現在のことまで幅広く知るためには新聞や本を読むのが最適であり、そのため、忙しい人ほど読書する時間を確保していると聞きます。
私も読書は隙間時間を利用するようにしています。
例えば歯磨きの時間、入浴時間、通勤時間、お昼休み、寝る前の15分間など、細切れですが積み重ねを大切にしています。
先日、コメンテーターの勝間和代さんの「読書内容は覚えなくていい」というyoutube動画を見ました。
読んだ本の内容、ドラマ、映画のストーリーなど時間が経つと忘れてしまう私としては目からうろこでした。
忘れてしまっていても実は無意識の領域では覚えているから心配いらない、何かの形で役立っている
というもの。
それって食べ物と同じで、いちいち体のどの部分の栄養になっているかなんて考えないしわからないけど、とにかく血となり肉となり骨となっている、という捉え方と同じかと思うと妙に腑に落ちました。
これからの読書時間を大切にしていきたいと思います。