マジェスティックハレーションについて🌟🌛🌞ひろがるスカイ!プリキュア研究12

ひろがるスカイ!プリキュアのグループ必殺技「プリキュア・マジェスティック・ハレーション」についてnote します。見どころは散々いわれた八芒星ではなく16分割の星になってて、これはキュアスカイのスカイトーンの意匠です。


はじめに

今回は自分の主張が強めになってしまったため
 1.技の概要
 2.私個人の主張(ネタバレあり)
の二部構成です。よろしくお願いします

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1.全体必殺技の概要

今回は詳細を省く。前述のようにメモを取って清書してます。皆さんも研究やろうぜ!(バタフライマジェスティよりは易しい。しっかり研究したあと軽い記事にするとが受けがイイヨ私は激重になってしまうけども(笑))


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・オーロラ エル=北極星を強調する
前回から考えまして。エルちゃんは北極星に固定することはなくて、南半球の北極星にあたる星の象徴でも構わないわけです。こういうの本当に苦手なんだってば。調べたところ「はちぶんぎ座のシグマ星σ Octantis(シグマ・オクタンティス))」ブラジル国旗に描かれている星なんだそう。脈動変光星といって、周期的に光のつよさが変化する。プリキュアシリーズの事ですな。んで、Polaris Australis なんて名前がついてるけど5.42等星(でOK?)暗いから天測航法には使えない。天の南極を知るには通常南十字星が使われるのだそうです。やっぱりエルちゃん=北極星だったわ🌟
八分儀は天体を調べるための道具。

んで、Oct は英語で8でしょ。Octoberとか8番目の月ってことですからね。暦といえば、名前を残したいと2人の皇帝カエサル(Julius Caesar)アウグストゥス(Augustus)がねじ込んだから10月になってると勘違いしてました(笑)私はアホです。ひろプリも2人の皇帝が存在してます。ピンクの皇帝とオレンジの皇帝です。
・・・これ考えた人は頭が良すぎるなあ。夢かわバンギャの辻さんマジ尊敬。

オーロラは寒くないと見えない⇒「マジェスティ=北極星」寒いと空気が澄んで星がよく見える。プリキュアたちの高度も表す。
・・・この程度しか書いてなかったのに掘ると情報がザクザク出てきますおそろしい。
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・ペン 八芒星から出てくる。スカイトーンと同じもの。だからマジェスティは直接ペンを持つ動作が描かれない。・・・そのためにプリズムとマジェスティは肘から手先のデザイン一緒。そして33話なんやで。

・スカイのアップすんげえかわいいなあと思ってたらイヤリングが土星。土星は試練を象徴する星スタプリネタ。首元のタイが浮き上がって青いハートが揺れるのも意図的。がんばってほしいです。


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・キュアスカイのトーンの意匠が16芒星でドラゴンボールのシーン、彼女だけ半月を連想させる姿ではありません(31話参照)最初スタプリの変身シーンとましろのタイを連想しました。

(私情の強い考察)八芒星に更にとんがりを足す。これを本作の主人公は欲しています。マジェスティバンクでお話した「感づかれないオマージュに作者の伝えたいことを落とし込んで創作する」事と考えました。なくても(商業作品として)成立するものをあえて足していこう!という主張。なにが言いたいって
 ①体裁ばかり整えた様式美だけでいいのか(反語)
 ②今作の設定人(特定の存在)を強調している

②は胡散臭いが(それでも辻さんマジパネエって私は圧倒されてます)①は間違いないでしょう。お決まりごとのように悪役会議1分やって女の子だけわちゃわちゃさせて、行き詰ったからテーマを決めて10年繰り返してこれから先もずっと同じ自転車操業をやっていくのか!?という反骨精神を感じました。

八芒星にとんがりを足すという話でした。もっととんがり集めていくと最終的に円になるじゃないですか。
スカイのポーズとイヤリングは丸や地球🌍を表現してて、そういう意味じゃないかと考えています自信ないけどね。
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・プリズム ①月没する下弦の半月を手足のポーズで表現(スカイの変身バンクと対応)②腰のリボンとあわせて斜め十字③髪の毛を逆立てる=モヒカン。手の向き(腰のリボンの代わり)と合わせキョウボーグと同じ視線誘導を作る。スキアヘッドもサポート役なので(筆者のtwitterおよびココ参照)その繋がりだと思います。

・ウィングは飛ぶことばっか考えてるから後ろ髪が常に浮いてて上へ誘導されます。太もも🎀も効いてる。体のポーズは上弦の月いちばん分かりやすいねありがとう。

・なんでレモネードやねん!?最初の丸十字や「小」を見逃すぞ。スカートの遊ばせる布と髪の毛を上に向けて月没する上弦の半月。それと脚(特に左足)で「斜め上と下のシンボル」を作る。スカイの首元のタイと同じモチーフです。「はばたくこと(手を動かすこと)」&「プレス」の象徴。めちゃくちゃ文筆業してるんです。何度でもバタフライはアタッカーだと唱え続けます!

・マジェスティは丸十字です

・全員ウィング(男性性の塊)と同じポーズ。これから行動するぞー!!飛び立つときのエフェクトがハート。

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・スカイの書き出し位置 今作の(見かけ上の)象徴は八芒星、マジェスティは男性性と女性性を併せ持つ人でした。なので左(男性性)と左下(さえずること女性性)の中間地点から書き出しを始める右回り

・プリズムはスカイの位置から右回り正反対に渡る(スカイのサポートをしている)ペンの動きは左回り。ほか3人も左回りでスカイを引き立てる。書き出しのポジションが反時計方向にずれるのに注目。上(ドラフト)と右上(羽ばたくこと男性性)ぐらいのポジションから軌跡を残す。絵本作りの事だと考えます。バトントスの終点が左(男性性)と左上(羽ばたくこと男性性)で最も男性性を強調する地点になる。

・ウィング
彼は元から男性性が強かったが、女性性(受け身や需要)を勉強してプリキュアになった人なので両方が合わさったソラの書き出し位置から入って左回り。終点が下(プレス印刷)と左下(さえずること女性性)の中間点。バタフライを連想させる場所。スカイの弧が描かれていない

・バタフライ 早いのなんのって!1回転してます右回り。そのあと左方向に弧を。サポート役は「月(御付)」を描いてます。終点が右(女性性)と右下(さえずること女性性)の中間、いちばん女性性を強調する地点です。直滑降の描写と後ろからのアングルの早すぎて追いつけない感じがまさに強者!2段階噴射しなくても目的地へ辿り着けちゃうカッコいい!!私バタフライ大好きです(笑)

・マジェスティ ウィングの終点から右回りに螺旋を描く。9話エルちゃんを連想させる場所でもありますね。270度回るのは3段階に言葉が発達するおもちゃおよび彼女の三位一体を連想させます。右回りに自転(スタプリネタ)して両手を広げ斜め十字のポーズ。太陽になりたい人なのでイカロスのように上へ登っていきます。ペン持ってない代わりにミントグリーンの髪留めと目を強調する場面が。

・本に手をかざす 「ひろがるスカイ!プリキュア」の最初のティザービジュアル(ウィングが男の子と分かる前に出てたやつ)えるたろう一座は必殺技というかたちで世界を完成させましたとさ。

・エンブレム おもちゃもそうだが、右下だけ欠けた弧が描かれてます。セオリー通りに読むと「女性性(を持った人)がドラフトで選ばれて、男性性を使ってプレスする」該当する人物はましろです。ソラはマジェスティックハレーションで示された時計回り1回転を示唆する事柄で彼女なりの答えを見出すんじゃないかなあ。それか「女性性⇒プレス⇒男性性⇒ドラフト」高速回転左回りの軌跡のどちらか。奇跡と輝石と軌跡で言葉遊び。
えるたろう一座のように4人(は象徴。今まで旅した世界)を巡り、「ヒーロー」を改めて問うのでは?と考えてます。スカイだけこちらを見ませんね。

・エフェクト 十字が2つ出た後に閃光。丸十字のほうです。
ビーム出力後、丸十字斜め十字の両方のエフェクトが出てます。右上からなので一番星and月の象意も入ってます。

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・ビーム=光を当てる。背景の岩が浮く=ドラフトさせようとしている。蝶=周りの生きてる人の声を浮かばせる(救済する)紫の十字はキュアセレーネオマージュ。スタプリではお父さんの小言でネガティブな印象を伴ってましたがマジェスティックハレーションはひろプリの設定開示を意味していると考えてます後述。小さい斜め十字が2,3個右上へ飛んで行ってます・・・。


丸十字は設定を表しています。今回の必殺技、彗星を連想します。ハレーションって名前がそうさせるのかも(ハレーション自体は「光暈」映像用語だそうです)前回の自転の話を考慮し、惑星ネタも視野に入れます(最後に書きます)水星と彗星で言葉遊びをしてる。「マジェスティックハレーション」は設定開示の必殺技と考えています。ミノトン(概要が分からず苛立つオタク)に浴びせ「スミキッタ~」させてるという。
ヤッタネェ😻ああ~スミキッタ~💖こころ晴れ晴れだねえ!!

「何言ってんだ!?意味わかんねーよ!」にお応えします。頭おかしいじゃないですか私。なにこのキチガイ作文群。26話でこういうのがいきなりぶわっと出てきて「ひろプリってSNSの話の側面もあるのか!」と衝撃を受けたんです。ミノトン(オタクの象徴)が出て初めて概要が分かるようにしてある。個人的に断定したい。それぐらい設定人は頭がいい!私に頭脳を分けてほしいです(笑)スキアヘッドの「時は満ちたか」みたいなせりふ、30話ぐらいまでで概要分かるようにしてあるよ!のメッセージではと思います。こんなのすぐわかるかー!!ふざけるなー!!

というわけで次はスキアヘッドです。


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2.私個人の主張
(『映画プリキュア オールスターF』に絡めて)

拙文に目を通していただき本当にありがとうございました!
以下映画のネタバレ全開!のひとりごとです。


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『映画プリキュア オールスターF』ご覧になられましたか?
拙文を読んでくださった方は本作との関連性を見出せると思います。
「プリキュアって、ヒーローって何?」

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シュプリームは強さを求め、プリキュアを見よう見まねして、という話でした。無価値と見過ごしたものに倒されました。「シュプリーム自身が変わろうとしたから(結果が変わったのだ)」と価値のないものが話しかけ、ここから再始動というエンディング。・・・私はストーリーを追うのが苦手なので齟齬は大目に見てやってください💦💦

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映画を見たんですよ。仲間が駆けつけて、別の奴らを作ればいいんだね!と泥人形を作って、視聴者の期待するグループ分けで倒していく。これってキュアスカイの丸を否定した状態だなあって思ったんです。シュプリームの泥人形だけでなく、他の部分も「様式美、お約束事」の商業作品だなあと。そうなると復活させたミラクルライトも創造性のない様式美に思えてしまう。コロナ禍で途絶えたお楽しみの復活劇、または体験したことのない子供たちが純粋に応援するのを大人目線で楽しむ「ドキュメント」になっていないかと。ドキュメントって要するに動物園の動物を眺める行為ですよ。琴線に触れるというより性癖に刺さるのを是とする行為を「創作を楽しむ」と言って良いものかと思っちゃったんですね。

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姪がきっかけでプリキュアを数作見ました。今作ではじめて「プリキュアにまつわる大人」のドキュメントを経験しました。「子供のTVプログラムに対し、子供目線と大人目線のダブルスタンダードでいいとこどりをして悦に浸る見苦しい人間の群れ」を見るはめになりました。被害者ぶってるけど私だって同じです。物語を読み解くきっかけの1つを握って出し惜しみしてるわけですから。
私は様式美が悪とは思いません。前述のとおり東映自体ががそういう娯楽作品を提供してきた歴史があり、それを楽しみに生きてきたわけですから。

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様式美は悪ではありません。と改めたうえで。

設定人みたいに凝ったものを作れる人間は間違いなく創作の才がある。だってひろプリぼーっと見てても面白いじゃないですか。怒れるミノトンさんが複数いるだけでTVプログラムとして成立し興行できている。

愚痴も好きなポイントも、短所も長所も、兎に角口を出したくなるのはひろプリの特徴です。それは詰め込み過ぎな設定によるところが大きいと感じています。だから必殺技が「ハレーション」。設定人は詰め込み過ぎの自覚が元々あって、今作の設定も凝りすぎと分かったうえでの『ひろがるスカイ!プリキュア』なんですね。どうしてそんなことをするのだろうか!?

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目の前に謎や情報があれば収集し咀嚼してすっきりしたいものです。
スミキッターという名の「創作を楽しむ」ってそういう事じゃないかしら。
創作者も、視聴者と同じ気持ちを持って「創作を楽しむ」行為をしてるのではないか。
映画と36話までを見てそう思ったのです。

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・・・私個人の話ですが。
考察して作文にするのを趣味にしています。誰にも負けないぐらいハイレベルに消化し誰にでもに喜ばれる作文を書いてるつもりです。でも人がついてこない。友達ですら「考え過ぎ」って言われるめっちゃ悲しいです(笑)文も硬いしね。偶々仲良くなった人(note勧めてくれた人)が肯定してくれて今回も喜ぶ読者は要るんだ!を支えにやっております。

私の作文群を創作と言って良いのなら――そうだと言ってくれる人がいるので創作と呼びます!―—私の「創作」は①私の魂を喜ばせる行為②創作者の気持ちを汲み取り魂と融合させ力強い自分をつかみ取る行為③私の「創作」を評価する未知の何かと接触しようとする行為―—「創作」は視聴者および創作者の孤独を癒す行為じゃないかと考えました。
プリキュア5人の浄化する対象は孤独だと思うようになりました。

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ひろプリの世界観を汲み取るのは大変難しい。だけどこれぐらい凝ったものにしないと創作者(辻さん)が自身の孤独を癒せないのだとしたら――そういう面は誰にでも存在し「個性」と呼ばれるものだったりします――辻さんはとても孤独で、孤独に苛まれる人じゃないかと思ったのです。

映画の話に戻る。
シュプリームは設定人だと思ったんです。理想が高くて真面目でちょっとズレてる孤独な人。ソラちゃん。 設定人は正真正銘の創作者だが、孤独を癒すことはできてるのだろうかと思いを馳せる。だってこれだけ凝った設定を作り、商業作品として成立させて視聴率を上げ結果を出して、プリキュアは大人の視聴者が増えてるにもかかわらず、視聴者は「子供番組だから」と目線を使い分ける。「説明不足」と、ひろプリの世界を知ろうとしないじゃないですか。悪し様に言うため既存のシリーズを持ち出すのは双方の作品を貶める行為だと思います。男プリキュア悪役会議航空力学、なにより「ヒーロー」という意図的に設置された「ハレーション」から抜け出せない視聴者が多すぎる。普通の人間はハレーションを地雷のように埋めないし、マシンガンのようにばら撒かないので、辻さんすんげえ性格悪いと呆れてもいるんですけども(笑)

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冒頭に戻る。
泥人形やグループアタックを安易な娯楽と趣味の悪い言い方をしました。これらも「ハレーション」だと思ったんです。孤独な設定人が、視聴者に振り向いてもらいたくて用意した「ハレーション」。シュプリームはわざとプリキュアに倒されたように見せかけた。シュプリームに勝てた本当の理由は、彼?に向き合った人間―—人の間に入る者―—の存在です。だけど映画を見ると「シュプリーム自身が変わろうとしたから(結果が変わったのだ)」声をかけたのは彼の分身、独り言と変わらない状態です。彼?自身に声掛けしてくれる人を切望しててそれを作品に落とし込んでいる。そして最後に声掛けするプリキュアは「ハレーション」。シュプリームという名の設定人はまだ孤独なんだと思います。ましろの現れていないソラと同じ。この胸が痛くなるような孤独を誰か知ってほしい、分からなくてもいいから触れてあげてほしい。「ひろがるスカイ!プリキュア」の物語の到達点の1つは「孤独を癒すこと」だと私は考えます。


ひろプリ研究長々やったけど、最後の答えが孤独だとは思わなかったです。孤独と彗星っていいテーマですね。みんな寂しくて引力で引き寄せ合うんだもんね。そうやって世界や宇宙を作って行くのが「創作」なのかもしれません。

二十億光年の孤独――谷川俊太郎






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映画すごく凝ってて面白かったですよね。9月15日公開でひろプリ32話と33話の間でした。設定が本編ともリンクさせてある。「ソラシド市=地球の北半球」と明言(久々のヒープリネタ!)アンダーグ帝国の絞り込みの目途が立ちました。アニメ本編の設定人がいっちょかみしてるでしょう。こんな複雑に統制されたものを好む人が、映画だけ別物で辻褄合わない、とか人間味のないことに我慢できると思いません(笑)


というわけで、スキアヘッド&キョウボーグ、アンダーグ帝国のあたりをつけてひろプリ研究はおしまいになります。お付き合いいただけるとめちゃくちゃうれしいです。待ってるよ~!!よろしくお願いいたします!!

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