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わたしはなぜキューバに行ったのか
キューバに訪れたのは、21歳になる5ヶ月前の2月。
地球の反対側で、英語も通じないところで、習ったこともないスペイン語圏で
社会主義国で
周りにも行ったことのあるという人はいなくて
そういうところで
私は生き残れるのだろうか。自分の力を試したかったから。
そして、1人になりたかった...
逃げたかった...
めんどくさい学校や家やバイト先の人間関係から
めんどくさい社会のレールから。
なんでも周りのせいにする
社会や環境や人のせいにする
弱いと思っていた自分から。
そして、高校時代にスポーツで腰や股関節や体のアチコチを痛めてから
もしかしたらおじいさんになったら腰も膝も体もボロボロな状態になって
地球の反対側に24時間もかけてフライトするようなことがあれば、絶対に死ぬると思った。
だから若いうちに体力があるうちに、地球の反対側には行っておきたい。という変な理由があったんだ。
あと、その頃
1人でインドに行ったり、東南アジアに行ったり、有名どころに行ったりするバックパッカーは結構いると思っていて、そんなミーハーなバックパックできるかよ!
と変に逆張り論者になってしまって、絶対みんなと同じような旅はしたくない!
俺は変わりものでありたいんだ!
という謎の思春期を発症。
特にチェ・ゲバラやカストロが好きなわけでもないし、歴史的に興味があるわけでもなかった。
あっあともう一つ理由があった。
資本主義大国アメリカとの不仲により
時が止まった国、キューバ
それに惹かれた。
文章は下手くそで、何にも面白い工夫はできませんが
とりあえず、記憶の整理のために
思い出を遡りながら
旅の備忘録として
残していこうと思います。