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schoolTakt活用術㉟子どもから学ぶ!

新年一発目は、ICT活用において私が最も大切にしているマインドを、具体例を示しながらご紹介します。
それはずばり「子どもから学ぶ」!
所詮教師が考えることなんて、一人の人間のアイデアなんですよね。
「でも、大人は子どもよりも長く生きて、経験してきたわけだから…」
確かにそうですよね。
しかし、ことICTにおいてはそうとも言い切れません。
というのも、デジタルが生み出されてからの経験年数って、実は子どもも大人もさほど変わらないんですよね。
環境によっては、日々の活用量は大人をしのぐ子も珍しくない。
さらに彼らはデジタルネイティブ!
柔軟さや創意工夫で言えば、子どもたちに軍配が上がることでしょう…。
私も何度もそんな経験をしてきました。
下の画像は、2年間受け持った男の子の自主学習。

サッカー少年の彼は、自身の成長が計測可能な「リフティング」をめあてにして、毎日頑張ってきました。
それをエクセルで記録し続け、グラフ化してチャット欄に貼ってくれてます!
画像だと開く手間も省けるので見やすい。
調子によって上下しながらも、驚異的な成長が見て取れますね。
また、上半分の「やろうかな」では、終わったら消していくという「ToDoリスト方式」で活用してみたそうです。
下の文章を読んだだけでも、彼がいかに優秀な自己調整学習者かがうかがわれます。
(ちなみに彼、中学受験したんです。そんな忙しい時にこの両立ぶり!そして見事志望校合格。余談でした。)

このような活用法、子どもたちはどんどん提案してくれます。
教師はプレッシャーですか?
いえいえ、純粋に子どもから学べばいいんです。
うちのクラスの子は、そんなクリエイティブじゃない?
そんなことありません。
大切なのは、どれだけの自由度を保障する空間を作れるか、です。
子どもたちと、楽しみながらよりよい活用法をともに学んでいきましょう!

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ミノテショーゴ(ヒロック校長)
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