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schoolTakt活用術㉜ドキュメンテーション

ドキュメンテーションをご存知ですか?
活動を写真や動画などで記録し、振り返りに活用する手法です。
日本では保育現場や図工・美術で取り入れられることが多いですが、もともとはレッジョエミリアから来ているそうです(諸説あり)
スクールタクトに記録を残すよう言うと、子どもたちは完成品だけしか載せちゃいけないと思うようですね。
レポートやプレゼント同じ感覚なのでしょう。
しかし、教育において大切なのはプロセスです!
どんな順番で制作してきたか。
どこで悩み、何がきっかけで方向転換したのか。
どんな試行錯誤があり、何を採用しなかったのか。
こちらが見取り切れない情報を補ってくれるツールでもあります。
どの教科でも「途中の状況が知りたいんだよ」と声をかけ、記録する癖をつけてもらっていました。
下の写真は家での料理の様子です。

まるでレシピですよね!
友達の学びに触発されて「自分もやってみた」という子も多くなりました。
図工の制作や、社会の新聞づくりでは、毎時間の終わりに必ず写真を撮るとか。
体育では動画を毎時間撮影するとか。
そうやって学びの足跡を意識的に残すことで、自分たちの成長を振り返ることができます。
そんな、ノートと発表の間のような使い方が、日常遣いのよいヒントになるかもしれませんね。

1つのシェアが、学校作りには大きな力となります。少しでも共感していただけるようでしたら、お力お貸しください!