運動初心者が最初にやるべき簡単な5種目
こんにちは、みのっちです。
今回は、「運動初心者が最初にやるべき5種目」についてお伝えしていきます。
運動始めよう!痩せよう!と決意しても、いざ実行しようとなると「でも、何から始めたらいいんやろ?」と思う方も多いはず。
ここが、初心者の最初の壁になります。
まず初めに、初心者が運動を始める時の大事な点としては、「まずは運動できる体をつくろう」
つまり、まずは運動習慣を身に付けるということです。正直、効果はそのあとだと思います。
どんな効果的な種目でも、初心者がいきなりやってもなかなか効果は現れません。
運動習慣5年ある人と初心者が、同じ種目をしても同じ効果が出ないのは想像つきますよね?
なので、
まずは動ける体をつくる事が第一段階の目的となります。
でも、運動の種目なんて数が多すぎて選べませんよね。
ポイントは「継続できるか種目かどうか」です。
要は、「これなら自分にもできる!」というのが大事になります。
その点を踏まえた上で、現役トレーナーがオススメする種目を厳選します。
そして、
最初の悩みをサクッと乗り越えちゃいましょう!
【初心者が最初にやるべき5種目】
運動初心者が最初にやるべき種目は、以下のとおり。
✏️1.ウォーキング
まず簡単に行えるのが、ウォーキング。
これは、運動の中でもっとも手軽に行える種目。
下半身を動かすことで、人間の大きな筋肉を利用するため、その分消費エネルギーも大きくなります。
そしてなにより、歩く力は何歳になっても必要です。年齢を重ねても自分の足で歩けることは、本当に大事なこと。いつまでも自分で外出できる下半身の力を、ウォーキングで身に付けましょう。
負荷の目安は、
①1回で10分~20分
②週に1~2回
③速度はふつう
④平坦なコース
1ヶ月ほど継続して慣れてきたら、徐々に負荷を上げていこう。
負荷の上げ方としては
①1回で30分~60分
②週に2~3回
③早歩き
④坂道や階段のあるコース
その他の負荷の上げ方として、
歩幅をおおきくする・腕をふる・などを行うことで、より消費エネルギーが多くなります。
【注意】
最初から、階段や坂道コースを選ぶと、足の負担が大きくなり痛みが出やすいのでやめましょう。痛みが出た場合は、スピードを落としたり、時間を短くして負荷を下げましょう。
✏️2.スクワット
下半身の筋トレといえば「スクワット」。
これは誰もが最初に思い浮かびそうな、筋トレの王道種目です。
スクワットの良いところは、知ってる人も多く、場所を選ばず簡単・手軽に行えるところ。道具も使わず、自宅でも下半身をしっかり鍛えることができます。コスパがかなり良い種目です。
そして、下半身全部の筋肉を使うため、消費エネルギーは大きくなります。
フォームについては「正しいスクワットのやり方」でご確認ください。
負荷の目安は、
①1セット20回
②1日に1セット
③週に2~3回
④膝の曲げ角度は約45°
⑤動作速度は「3秒でおろし、3秒であげる」
1ヶ月ほど継続して慣れてきたら、徐々に負荷を上げていこう。
負荷の上げ方としては、
①1セット50~100回
②1日に2セット
③週に3~5回
④膝の曲げ角度は約90°~120°
⑤動作は速度は速めにテンポ良く
その他の負荷の上げ方として、ダンベルや重りになるものを持って行うと、より筋肉を鍛えることができます。
【注意】
膝や股関節に痛みのある方は、痛みの出ない膝の曲げ角度と回数で行って下さい。軽めの負荷で行っても痛みが出る場合は、中止して下さい。
✏️3.腹筋
こちらもトレーニングの王道です。
腹筋といえど種類がたくさんありますが、初心者が最初に行うのが、いわゆる「上体起こし」。
しかし、ふつうの上体起こしは難しいため、少し方法をアレンジします。
方法については「誰でもできる!超初級腹筋」でご確認ください。
負荷の目安は、
①1セット10回
②1日に1セット
③週に2~3回
④動作は、体を後ろに倒して3秒キープ
腹筋も慣れてきたら負荷を上げていこう。
負荷の上げ方としては、
①1セット20~50回
②1日2~3セット
③週に3~5回
④動作速度は同じ
その他の負荷の上げ方として、
手の位置を変えるだけでも負荷を上げられます。
負荷の低い順に、両手を胸でクロス→頭のうしろで組む→バンザイする。みたいな感じです。
【注意】
腰が痛くなったら負荷を下げるか、中止して下さい。痛みがでないようなフォームを動画で解説してますので、もう一度ご自身のフォームをご確認ください。
✏️4.ヒップリフト(お尻上げ運動)
これは、いわゆる「お尻上げ運動」です。
お尻の筋肉は、歩くときや階段を上がるときにすごく重要な筋肉です。
このお尻の筋力が低下してくると、上記の動作に支障をきたします。
「最近、階段がしんどいなぁ...」なんてのも、このお尻の筋力が低下してるせいでもあります。
方法については「寝転んだままできるお尻の筋トレ」でご確認ください。
負荷の目安は、
①1セット20回
②1日に1セット
③週に2回
この運動の負荷の上げ方としては、
①1セット30回
②1日に2~3セット
③週に3~5回
その他の負荷の上げ方や動作の注意点は、動画で解説してますのでご確認ください。
✏️5.キャット&ドッグ(背骨の柔軟運動)
急にユニークな名前のトレーニングが出てきましたね。猫と犬?...。笑
動きが猫と犬に似ているから、そう呼ばれています。
でもこの運動、めっちゃ大事なんです。私的にオススメです。これは、背骨の柔軟性を出す運動です。なぜ、これが大事なのか?
大人になると姿勢が悪くなり、猫背になりやすくなります。
猫背になってくると、背中の筋肉が硬くなり、肩こりや腰痛の原因にもつながります。
そのため、この背中の筋肉の硬さを解消するのが「キャット&ドッグ」ということになります。
方法については「初心者向け簡単エクササイズ」でご確認下さい。
負荷の目安は、
①1セット10往復
②1日に1~2セット
③週に2~3回
③動作はゆっくり大きく
これは筋トレではありませんので、負荷の上げ下げはありません。
速く動かすというよりも、大きく動かすことに意識をおいてください。
【注意】
腰に痛みが出る場合は、痛くない範囲で動かすか、中止してください。
特に、腰を反るときに、やりすぎると負担になりますのでご注意ください。
この5種目の運動に慣れてきたら、他の種目にもチャレンジしていきましょう。
色んな種目をして、色んな体の使い方をすることで、今まで使ってなかった筋肉をたくさん鍛えることができます。
以上、みのっちでした。
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