見出し画像

トゥレット障害と相方

みの太です。相方に出会って、初めてトゥレット障害というものを知りました。

相方に興味があったので、初対面では気にしていなかった。
初対面では、我慢していたからか、トゥレットは出ていませんでした。

一緒に暮らし始めてから、ああトゥレット障害ってめちゃくちゃ大変なんだ!と知りました。

神経からくる運動チックと音声チック、それによる異常な疲れ、、

彼はコントロール不可能な状況の中で苦しんでいました。

みなさんがくしゃみやしゃっくりをコントロール出来ず、出続けて、体も常にインフルエンザくらいいつもだるかったとしたら辛いですよね?
あえてわかりやすく言うならそんな感じです。

一緒に暮らす中で疲れやすいから、勤務後にマッサージもやりました。私がやったのはそれくらい。

主治医からも働けない体ですよ!と言われてるけど、彼は頑張りたかった。
男性としてのプライドもあったのかもしれない。
私はそんな彼を止めなかった。

結果彼は倒れ、次の道を探した。
バイトを間にし、障害年金を申請したのである。

彼の血縁の家族は彼を助けなかった。
働かない奴はクズだ!と罵った。
彼に逃げ道はなくなり、彼の目の前は迷宮化した。

トゥレット障害は難病だ。
トゥレット障害が癌ほどの認知度があり、国の対策もされていれば、苦しまなかったかもしれない。

途中、彼は専業主夫を選んだ。
彼の適職だと思ったし、母のような部分も担ってもらっていた。

専業主夫でも彼は頑張り過ぎるくらい、完璧にやっていた。

仕事をやめてから、家でできる趣味にも手を伸ばしている。

相方のトゥレット障害の経緯はこんな感じである。

難病だけど、基本的にはポジティブ、、たまに脆い。

私も障害だけど「相方を守りたい」と思う。