【プロ野球】7月福岡ソフトバンクホークス振り返り

まさかのコロナウイルス感染者発生により多数で幕を閉じた6月のホークス．主力が多く離脱し，決して万全な状態ではないが奮闘を続けた7月の戦いを振り返りたい．

vs 埼玉西武ライオンズ@ベルーナドーム

7/2　Game71 〇
コロナウイルス感染症による休み明けの初戦，東浜が5回１失点，リリーフが離脱する中で緊急昇格した森が中継ぎで登板した．前回登板で失点した又吉がまたも失点して勝ち越されたが，９回に守護神増田から2点を奪い逆転．

7/3　Game72 〇
初回に周東がHRを放って先制．投げては石川が2年ぶりの完封勝利．

vs 東北楽天ゴールデンイーグルス@弘前市はるか夢球場，楽天生命パーク宮城

7/5　Game73 〇
弘前で行われた楽天戦．則本を５回6失点KOし，試合を有利に進める．先発大関は制球が悪いものの６回１失点で試合を作って６勝目．

7/7　Game74 ○
舞台を仙台へ移し第2戦，岸，西口を相手に８回まで無得点，９回にマウンドに上がった福井から牧原がタイムリーを放って2点を返すも，守護神松井に抑えられて負けた．

vs 北海道日本ハムファイターズ@PayPayドーム

7/8　Game75 ×
初回に２失点も5回，7回に得点して2-2で延長に突入．10回表に津森が石井に2ランHRを浴びて敗戦．

7/9　Game76 ×
初回に柳田のタイムリーで2点先制．しかし，東浜が3失点，この日に昇格した武田が清宮にソロＨＲを浴びるなど点差を広げられて敗戦．

7/10　Game77 ×
石川が6回に集中打を浴びて2失点．打線は日ハム投手陣を打てず，９回にランナーを貯めたのみ．日本ハムに３連敗．

vs オリックスバファローズ@PayPayドーム

7/12 Game78 ×
大関が二試合続けて苦しい投球．しかもランナーを残して降板した７回，２番手笠谷が押し出した・・・
リチャードに今季初HRが出たが，同時に２三振．リチャードは残り全部三振してもいいから一日一善でHR打ってね．
チームは五連敗

7/13　Game79 〇
王の帰還．千賀が帰ってきた！６回までパーフェクト，7回にエラーで出したランナーを返したけれど2失点（自責点0）．肘周辺の張りで３週間ぶりの登板だったが，文句なしの快投を見せた．並外れた速球を投じるフォークボーラーであるだけに，肘への負担は致し方がないが，MLB移籍は大丈夫？という気持ちが強い．リチャードが前日に続くHRを放つ，それも２打席連続．並外れたパワーは健在．

7/14 Game80 ×
レイと山﨑の投手戦．７回にやっと２点を追いついたと思ったら，８回表に森が紅林にHRを浴びて敗戦．

vs 千葉ロッテマリーンズ@ZOZOマリン

7/17 Game81 ○
先発の石川が6回3失点も，ジワジワと得点し８回に追いついた．迎えた10回表，デスパイネ，牧原がヒットで出塁し，川瀬が高めボール球のスプリッターを弾き返して勝ち越し．裏のイニングをモイネロが締めて勝利．

7/18 Game82 ×
東浜と美馬の投手戦も美馬に軍配が上がった．最近好調の西武が首位に浮上．

vs 東北楽天ゴールデンイーグルス@北九州市民球場、PayPayドーム

7/20 Game83 ×
試合が荒れる北九州。鷹の災典祭典で大敗．今季最大の17失点，それも6回まで毎回失点した．先発の大関は2回8失点（自責点5）でも防御率2.70，今季の活躍を物語っていますねハイ．だた，3試合連続で内容が悪かったので，そろそろリフレッシュ抹消もありかも．．．オールスターに選ばれているけどね．

7/21Game84 ○
大敗の翌日，エースの千賀が登板．やはりエース千賀だ．8回を無失点に封じてくれた．打線も相手先発の岸をはじめとした楽天投手陣を打ち込んで勝利．

vs オリックスバファローズ@P京セラドーム大阪

7/22 Game85 ✕
先発の杉山が3回途中5失点で降板。しかし，あとを継いだ武田がランナーを出しながら必死に粘ると，自慢のリリーフが躍動。打線が柳田，野村のHRで得点を重ねて逆転。5番手でリリーフした松本に3勝目が付いた。

7/23 Game86 ✕
山本由伸様に8回無得点。ほぼ無抵抗。
 
7/24 Game87 ✕
東浜，田嶋ともにいい内容ではなく5回までにはふたりとも降板．しかし，ソフトバンクは東浜のあとも打ち込まれてしまった．敗戦投手はオールスターで登板間隔があくためこの日ベンチ入りしていた和田だった．これで前半戦が終了．

マイナビオールスターゲーム2022

7/26 Game1 @福岡PayPayドーム

試合前のホームランダービーで柳田が牧、山川を破って翌日の決勝ラウンドへ進出。

今年のオールスターゲーム、第1戦先発投手の大役を担ったのは大関だった。2安打で1点を失うものの、最後は150キロの速球で全セ4番の村神をセカンドゴロに。他にも柳田、今宮、牧原、モイネロが登場。サヨナラホームランを放った清宮がMVP。

7/27 Game2 @松山坊っちゃんスタジアム
ホームランダービーでは柳田がレアードに破れる。

試合は柳田の活躍が目立った。HRを含む2安打1打点でMVPを獲得。おめでとうございます。

vs 埼玉西武ライオンズ@PayPayドーム

7/29 Game88 ✕
千賀がどすこいされて5回5失点．打線は西武の強力リリーフ陣に封じ込められる．首位の力をまざまざと見せつけられた．
 
7/30 Game89 ✕
相変わらず調子が上がらない大関がこの日も3回途中でKO．リリーフ陣は泉を除いてほぼ完璧に繋いだものの，打線が與座に完封されては勝ち目ない．これで5連敗．．．
 
7/31 Game90 ○
グラシアルのHR，甲斐の非常に珍しいタイムリーなどでおよそ1週間ぶりの4得点．前回はリリーフで敗戦投手となった和田がこの日は5回1失点とよく抑えてくれた．

７月のまとめ

月間成績
20試合9勝11敗
シーズン合計
90試合47勝42敗1分で1位西武に0.5ゲーム差で2位．
６月に続き7月も負け越し．月の序盤にコロナ感染者増で戦力が整わなかったことも影響したか．パ・リーグは首位から5位まで3.5ゲーム差という大混戦なので，来月にはロッテ（現在5位）が首位でもおかしくない．オリックスが上がってきているのも不気味．

個人的7月の月間MVP（in ソフトバンクホークス）

投手：リバン・モイネロ
7試合，防御率0.00，0勝0敗5セーブ，7イニング，14奪三振，1四球　
コロナウイルス感染により離脱者が続出した投手陣の希望．これまでの成績も良いのだが，7月も圧巻のパフォーマンスを見せた．森と迷ったが，パフォーマンスの質はモイネロでしょう．

野手： 柳田 悠岐
17試合　.342/.372/.521　3本塁打　13三振　3四球
今季は故障続きで本来の活躍ができていないが，柳田が7月上げてきた（なお8月）．離脱者が多い上，調子を落とし続けている野手陣の希望となった．オールスターMVPおめでとう！！

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ヘッダー画像はNPBホームページより引用