粘着性物質
※画像の選択に悪意はありません.
現在のMLBでは,回転数を上げる目的で使用を許可されていない粘着性物質を使用している投手たちが取り沙汰されている.MLBは今季のオールスター(現地時間7月13日)を前に,使用取り締まりを強化すること発表している.
投手の禁止物質使用はいまや周知の事実だ.様々な投手が試合中にグラブの内側に塗り込んだ禁止物質を触っているとされる.MLBはstatcastで計測された回転数上昇が激しい投手を怪しんでいる.また,既に投球されたボールに粘着性の物質がついている物的証拠を掴んでおり,今回の取り締まりに繋がった.今後は審判団が投手の帽子,グラブやユニフォームに粘着性物質が付着しているかどうかをチェックし,発見時は取り替えを命じる.従わない場合やチェック後にも禁止物質が発見された場合には自動的に10試合の出場停止(その間は無給)を命じられる.
滑るボールが悪い,という論調が主だが回転数が可視化され投手の価値として評価される今,回転数を上げるためだけに禁止物質を使う投手は後をたたない.
粘着物質の使用疑惑で有名なのは以下の選手
トレバー・バウアー
ゲリット・コール
いずれも最新の登板では大きく回転数が減少している(ただし,回転数は球速とも相関するため,平均休息とともに議論しなければ意味がないとされる).これは取り締まり強化の効果なのだろうか? ただし,コールの最新登板は取り締まり強化の発表前だ.
しかしながら,この中でも回転数が上昇した投手もいる.例えば↓
ジェイコブ・デグロム
やっぱりあんた,MLBでNo.1の投手だよ.
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