【プロ野球】福岡ソフトバンクホークス振り返り 中断期間 (7/15-8/12)
後半戦も始まりました.
中断期間中に起こったこと
五輪で金メダルを獲得し,なんだかんだ開催されて良かった良かったと喜んでいた頃ソフトバンクホークスには何が起こっていたのか?
ソフトバンクメンバーが東京五輪金メダルに貢献
ソフトバンクホークスからは甲斐拓也,栗原陵矢,柳田悠岐,千賀滉大が代表に選出された.
甲斐はレギュラー捕手として活躍した.特にドミニカ共和国戦の予告スクイズ,アメリカ戦のサヨナラタイムリーは印象が深い.内野5人シフトに対して初球スライダーを投げたエドウィン・ジャクソンはなんだったのか.
栗原はアメリカ戦での送りバントが印象深い.タイブレークに入った10回裏,村上宗隆(ヤクルト)の代打で送りバントを決めた.誰もがバントと分かっている場面でバントを決める技術の高さは見事であった.
柳田はコンスタントにヒットを打っていたが,印象深いのはアメリカ戦の同点内野ゴロかもしれないw
賛否両論の中代表に選出された千賀だが,圧巻の投球であった.大会全体ではリリーフとして2試合3イニングスを投げて被安打1,6奪三振,与四球2と支配力の高い投球を見せた.特にフォーシームが最速159キロを記録し,カットボールのキレとフォークボールの落差を取り戻していた.これなら後半戦も大丈夫だろう.
詳しくは下記YouTube動画や建山義紀コーチのTwitterでも詳しく語られている.千賀を筑後まで見に行った話,千賀の復活を確信していた倉野信次コーチとのやり取りは心に染みる.やはりロッテ戦で打たれた2日後の不可解な登録抹消は代表に向けた調整を優先したのだろうか.
しかし,松井裕樹(楽天)を代表に選ぶ可能性は本当にあったのだろうか?
コリン・レイ退団
コリン・レイがアメリカへ一時帰国し,そのまま退団した.ワクチン接種が遅れ,感染者が増加を続けている日本で家族の来日が叶わなかった(同様の理由で複数球団で数人の外国人選手が退団した).家族優先の考えは理解するべきなのでこれは仕方がない.レイが残した成績は以下の通り.
6GS 3-1 40.0IP 13BB 38SO 2.03ERA 0.90WHIP
という見事のものだった.最後の登板は8回2死までノーヒットに抑える完投勝利だった.ちなみレイはミルウォーキー・ブリュワーズとマイナー契約を結んだ.
ダリエル・アルバレスと契約
BCリーグ茨城アストロプラネッツに所属していたダリエル・アルバレスと契約した.BCでは主に外野でプレー.BCリーグでの成績は以下の通り.
24G,.295(95-28),6HR,19RBI,7SO,8BB,.358OBP,.547SLG,.906OPS
と好成績を残している.上林が故障,長谷川が故障がちで毎日はプレーできない,デスパイネが不調,バレンティンがメンヘラを発揮しているため外野のデプスに不安があったため,活躍してほしいところ.