ムーキー・ベッツ契約延長

MLB開幕を翌日に控えたLADが今オフトレードで加入したムーキー・ベッツと最大12年総額360M$の契約延長を結んだ。

Outfielder Mookie Betts and the Los Angeles Dodgers are in agreement on a 12-year, $365 million contract extension, sources familiar with the deal tell ESPN. Combined with the one-year, $27 million deal he’s currently under, the total is 13 years and $392 million.

— Jeff Passan (@JeffPassan) July 22, 2020

契約の雑感

まさかの開幕前日、超大型契約延長が発表された。ここまで契約延長が囁かれることさえなかったことが信じられないが、ドジャースはうまく情報統制をしていたということか。ベッツの契約はマイク・トラウトの契約につぐ規模の契約となる。本契約には、オプトアウトやトレード拒否権はないようだ。

数人のプロスペクトを放出してFAまで1年のベッツを獲得したことで、契約延長を視野に入れていることは十分に考えられたが、安く上がったなというのが印象だ。前所属のBOSは2018年オフに10年300M$を提示していたが、ベッツ側が12年400M$以上の契約を要求したため破談したと言う経緯がある。12年と言う契約年数があって、360M$がある程度妥協できる額だったと言うことか。新型コロナウイルスの影響で今後数年収益が減ることが考えられるため、ここでゴネてもいい契約を得られる可能性が低いと考えたのかもしれない。

今後の契約延長候補

今後のLADは主砲のコディ・ベリンジャーや若きエースのウォーカー・ビューラーとの契約延長も目論んでいるのだろうか。もし仮にこれらの選手を今後のコアとして契約延長したら、ドジャースは地区何連覇するのだろう？現時点で7連覇、ATLがもつ14年連続を上回るかも。