プレシーズンマッチを終えた感想
こんにちは。山本実です。
チームに合流して2週間が経ちました。
そして2回のプレシーズンマッチを経験しました。
ウォリアーズの一員として初めての試合はチームに合流して1週間も経たないうちに訪れました。笑
初めての試合はかなり緊張しました。
なぜなら試合までにチームで練習したのは3回。笑
スタートで起用していただいたので、その期待に応えられるよう気合が入りまくっていました。
プレシーズンマッチということもあり、25分ハーフの50分の試合でした。
試合をしていくうちにコーチが練習の時に言ってたことはこれかぁ!と納得しながら学んだり、あの謎のムーブはこういう時に使うのか!と試合中に理解することもありました。
個人的なパフォーマンスとしては悪くなかったと思いますが、チームとしてあまりボールを継続できずDFの時間が長かったため、私の長所を出し切ることができませんでした。
結果は負けでした。
2試合目は40分ハーフで再びスタートで起用していただき、前回よりも落ち着いて臨むことができましたが、雨だったこともありミスが多く流れを引き寄せられず再び負けました。(T-T)
スタンドオフはチームを勝たせることが仕事なので、なかなかしんどいです。
ただ、2試合とも個人的なパフォーマンスは悪くなく、特にDFでチームに大きく貢献できていると感じています。
しかし、私の強みはATなので、早くATでチームに貢献したいです。
伸びしろ大ですね!!
2試合を終えて、日本の試合と比較してみると圧倒的にゲームテンポは日本の方が速いし、規律正しいし、細部にも拘っていると思います。
しかし、こちらの方がトライに繋がるプレーが多いです。綺麗なトライの取り方ではなくとも強い。形に拘りすぎず試合をしている印象です。
練習でもパスの精度は日本の選手の方が上回っているけれど、あまり綺麗なパスじゃなくてもなぜか繋がります。
皆、プレッシャー下に強いと感じます。
DFをしていてもどこへボールを運ぶのかが読みづらく難しいです。
日本ではボールキャリアがパスをする先の選択肢を2つ持っていたとしても大体読めます。なぜならボールキャリアの目線や身体の向きがパスをしたい方へ向きがちですし、オプションのひとつであるデコイランナーの脅威があまり感じられないからです。
イギリスでプレーをする選手がこういった判断ができスキルを発揮できるのは、試合を多く経験してきているからなのでしょうか。
先月、コーチング講習会を受講した際にゲームライクな練習を多く取り入れる方が良いと学びましたが、こちらではゲームライクどころかゲームで多くのことを学んでいるんだと思いました。
もちろん、練習もゲームライクスタイルが多いです。単純なパス練習も必ず相手をつけます。
試合経験の重要性を理解したところで…、
私はチームに合流して2週間で2回のゲームを経験し、そして9月4日からシーズンが始まりホーム&アウェー制で18試合、4位以上になれば準決勝・決勝があるので+2試合を経験できることになります。
もちろんシーズン中は私がメンバーに入ることができればの話ですが、入る気は満々です。
私はとても最高な環境にいます。そしてここでラグビーに打ち込めるようにサポートしてくださる方々への感謝の気持ちも忘れずに頑張りたいと思います。
2週間後に開幕するプレミアシップに向けてガンガン上げていきます!!
スクラムハーフのCaity選手とのツーショット!