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2回目のイギリス生活

皆さん、こんにちは。


一昨年の7月下旬から10か月間、イギリスのチームへ期限付き移籍をしておりましたが、この度は完全移籍という形でイギリス、イングランドの地に上陸しました。


1度目の渡英は渡英後の10日間をロンドンに住む従兄弟のお家で過ごせたことで、イギリスへの生活に徐々に慣れることができ、新しい世界へ飛び込むワクワク感に溢れて、寂しい気持ちよりも楽しみな気持ちのほうが上回っていたのですが、今回は少し異なりました。


自分で選んだ道のはずなのに、と心の中でなんとも言えない気持ちでいっぱいになりました。それはおそらく、学生時代以来に家族と長い時間を過ごせたことや、お世話になった方々やなかなか会えていなかった学生時代の友達に会うことができ、かなり充実した時間を過ごせたからかもしれません。


3年半お世話になったパールズと会社にお別れを告げ、皆さんから温かく送り出してもらい、横浜では日体大の練習やウエイトトレーニングに参加させてもらい、多くの方々の優しさに触れたことも要因として挙げられます。


「せめて、従兄弟が住むロンドンに滞在できたら心強いのに」とも思いました。


さらには、イギリスの寒さと薄暗さがそんな気持ちにさせるのかもしれません。笑




帰国する時には「帰りたくない~」と言っている様子も容易に想像できますが(笑)、そんな少しエモーショナルな時は忙しく過ごすのが一番ですよね。




ということで、渡英した翌日からチームに参加しました!!

会う人がみんな「おかえり!」と言ってくれて、心が温かくなりました。


当日は、お昼過ぎから分析、スキル練習、ウエイトトレーニング、ミーティング、練習と盛りだくさんな一日でした。その日は火曜日でしたが、火曜日は最もコンタクト強度が高い日だったので、一部別メニューでしたが、それ以外はみんなとハードワークすることができました。



ちなみに、私のフライトは日本時間の朝9時半頃の羽田空港発で、イギリス時間の午後3時ヒースロー空港着だったので、翌日の練習に参加するために水分補給をしっかりと行い、フライトの前半で寝て、それ以降の移動では起きて、イギリス時間の夜にしっかり寝れるようにしました。


ラウンジでの最後の日本食。噛み締めた。
JALの機内食。これもまた噛み締めた。




現在のウォリアーズの週間スケジュールはとても充実したものにアップデートされており、月・火・木はお昼過ぎから活動が始まり、帰宅するのは21時頃というスケジュールになっています。

そして、土日のどちらかに試合があります。今シーズンはワールドカップが開催された影響で、シーズンがぎゅっと凝縮されていて試合が続くので、体重を落とさずにコンディションをその時のベストに持っていけるように努めたいと思います。



週末の試合には出場しませんでしたが、サラセンズとのアウェイの試合に帯同させてもらうことができ、ウォーミングアップまで参加しました。ゲーム日のウォーミングアップ(S&Cコーチが昨シーズンから変更)を体験できたり、アウェイのバス移動の雰囲気などを味わえてよかったです。



シーズン途中からの合流ではありますが、私自身もいち早くフィールド上で走り回るプレーヤーとしてチームに貢献できるよう、頑張っていきたいと思います。




私たちのチームが所属するプレミア15'sは間違いなく世界で最もプロフェッショナルなリーグだと思います。だから今後も日本の女子ラグビー選手がこの舞台でプレーできるように、日本人選手として活躍したいと思います。


パートナー企業様や日本から応援してくださる皆様、現地で出会って応援してくださる方々へ感謝の気持ちを胸に刻み、精進していきます。




この渡英期間にラグビーに励むのは勿論ですが、その他にやりたいことがあります。


・英語を使って働くことができる程度の語学力を身につける
・多くの地を訪れる(欧州中心)


この貴重な機会を120%、自分のモノにします!!


名倉ひなの様のお気に入りの写真


引き続き、温かく見守っていただけると嬉しいです。宜しくお願いいたします。




P.S.イギリスに到着したことを強く実感したのは夜ご飯のことを「Tea」と言うのを聞いた時です。笑

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