会社というコンフォートゾーンを抜けてみたら
こんにちは。
長らく自分の生活の一部になっていた会社。この環境を抜け出してみたら・・・
新しいステージに向かう途中。変化について書いてみます。
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会社員、いろいろあるのは事実だけれど。成功と失敗、人間関係、ストレス、その他諸々。
経験と実績を積んできた年代にとって、コンフォートゾーンにいることは確か。コンフォートゾーンとは「快適な空間」。
20代、30代、何もわからず体力と気力に任せ150のチカラでやってきた。
それが100のチカラ、いや80位で、できる様になった。40代後半。
仕事のツボが体に馴染み、どこがキモで、どこにリスクがあるのか。エッセンスも苦労せずにわかる様になった。暗黙知として開陳することで、社内外にベテランと言われる様になった。
でも同時に、自分の成長カーブもゆるくなり、高原地帯になった。一定の高みに達したけれど、そこから伸びていない。大学教授が何年も前のノートで、学生達に講義を垂れる。そんなイメージだろうか。
コンフォートだけれども、基本同じルーティンの繰り返し。若干の標高差はあるにせよ、1月から12月まで、おおむね変わらぬスケジュールが数年続く。
そこから飛び出したのが53歳。初めての世界で、わけがわからぬ事ばかり。でも、新しい事を始めるって、学ぶって、こんなにもワクワクするものなのか。そう思った。
でも、ときに迷走する。大いに迷走する。頂上への道と思っていたら獣道。正しいルートか、適切な登り方なのか・・・。わからない。PDCAも仮説検証も機能しているのだろうか。やりながら軌道修正する。なんせマニュアルなんてものはない。
ホワイトアウトで足跡を見つけて進んでいったら、自分の足跡。同じところぐるぐる。
でも、新しいステージに向かっている事だけは間違いない。くらべるのは1年前の自分。他者ではない。それは確かだと思う。人生100年時代、新しいGPSのデータの蓄積は、始まったばかり。