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オンライン時代の歯の白さ

オンライン会議が当たり前の時代になった。
PCの画面にうつる相手を見つめる時間が長くなった。


リアルの打ち合わせと明らかに違うこと。
それは自分の顔の全てが、画面の向こう側から無条件に見られていること。


リアルであれば、相手の顔を見つめすぎれば失礼になる。アイコンタクトと視線をそらすことを繰り返す。


顔の同じパーツをずっと見つめ続ければ不躾になるし、見られる方も頰にランチのご飯粒でもついているのではないかと不安になる。非言語のコミュニケーションは相手へのフィードバックにもなっているのだ。


しかし、オンライン会議はそうではない。顔色、歯並びや歯の白さまで、自分はわからずとも、相手は画面の向こうから見つめている。


起き抜けでそのままオンライン会議に突入できる気楽さはあるけれど、自分の素顔が13インチの画面に表示され続け、相手はずっとそれと対面している環境なのだ。


視線は画面の中の相手の口元にも注がれる。「歯並びがいいな」「白い歯が綺麗な人だな」画面の向こう側ではそう思っているかもしれない。


メラビアンの法則というものがある。この法則では第一印象は3秒で決まると言われている。「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%。これが60分続くとしたら、相手の印象に深く残ることは想像にかたくない。


歯の白さはとりわけ印象に残る。なぜだろう。若々しさ、健康的、快活さ、清潔。いずれにしてもポジティブなイメージだ。


そんなイメージは毎日の習慣から作られる。1日3回、子供の時から老人になるまでずっと続けられる歯磨きだ。ダイエットや筋トレみたいに意識せずとも自動操縦で続けられるルーティン。


白い歯を毎日の自動操縦から・・・そんな歯磨きを試してみる価値はあるかもしれない。