今日の独り言
生産性がなかったら人間には価値がないのか?
社会に貢献していなければ生きていてはいけないのか。
最近はこんな質問が心に刺さる。
人権と多様性を重んじる今の時代、上の問い対して大多数の人間は正しい答えを知っている。
人は生きているだけで価値がある。
元気な人も
病人も
障害者も
高齢者も
幼児も
ひきこもりも
専業主婦も
無職も
犯罪者も
そもそも価値ってどういう意味?
価値とは、とグーグルさんに聞いてみると、
どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。
ん?
どれくらい大切か
と
どれくらい役に立つか
この二つの意味合いは対立することもしばしばあるんじゃないでしょうか。
子供と言う存在は、親にとっては別に役には立たない。
特に幼児のうちなどは。
でも自分の命にかえてもいいくらい大切だったりする。
結婚した二人の人間のうち一人が、急に障害者になってしまうこともある。
そうしたら、その人間の価値はなくなるのか。
そうではないだろう。
そもそも人間が生きていていい基準を価値で決めるのがいけないのかもしれない。
そもそもただ生きているだけでもいいんじゃないか。
でもそれだけで人間という生き物は幸せになれるのだろうか。
ほどほどに仕事があり、ほどほどに他者に必要とされ、ほどほどに一日を終えた時に疲れている生活。
私はそんな生き方が望ましいかな。
でもそのほどほどっていう程度が、結構難しい。
生きるって難しい。