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地元に愛される、軽井沢「発地(ほっち)エリア」をご紹介

移住して、気づいたこと。軽井沢って、いろんな顔があるんだなぁ、ってこと。一口に軽井沢と言っても、エリアごとに特徴が異なっていて、駅近にある商店街やアウトレットの観光地から離れると、リゾート軽井沢とは違った魅力があり、都心ではなかなか見られない絶景が広がります。

この冬に、南軽井沢の発地エリア(下記地図の右下)でイベントを企画していて、東京の友達からオススメを聞かれたので、noteにまとめてみようかと!

軽井沢のエリアマップ @SS design HOUSE STUDIO

特に、この発地エリアは、田園風景と浅間山のコラボレーションが美しくて、軽井沢の中で、私が一番好きな地域です。1月以降、冬季休業しているお店も増えてくるので、今回は、冬でも営業中なお店に限って、ご紹介しますね。

白ほたる豆腐&カフェ

@地球の歩き方

私のパワースポット@発地!浅間山麓の天然水と国産大豆100%を使用した、身体に優しいお豆腐。ここに来て、お豆腐、酵素玄米、お味噌汁のセットを食べると、身体の内側からエネルギーが湧いてきて、とっても元気になります。愛情たっぷりに育てられたお豆腐だってことが良くわかります。

お豆腐、酵素玄米、お味噌汁のセット
反抗期な娘っ子も、豆乳スムージーでこの笑顔!
暖かいシーズンは、テラスで食事も最高!テラスはワンちゃんOKです!

店主の豆腐造りへの思いも素敵すぎるので、こちらを読んでほしい。

事前予約で、お豆腐作りのワークショップも開催いただけるので、お子さんと一緒に参加されるのもとってもおすすめです!

自分で作ったお豆腐は格別に美味しい!

私が参加した時のワークショップの様子はこちら。

御厨

@田舎っぺ倶楽部

「田舎のおばあちゃん家に帰って来た」
まさにそんな感じのあったかい、ほっとするお店。朝7時15分から15時まで営業していて、薪をくべてかまどで炊き上げたお米、地元の食材で作られた朝食と昼食が楽しめます。

とろろ汁膳

こちらで店内の雰囲気やメニューが確認いただけます。

いつも長蛇の列の人気店だけど、敷地の中には池、畑、田んぼがあって、待っている間に、ゆっくり散歩するのも気持ちいいです。

田んぼで散歩

子供に優しい店員さんが多いので、待ち時間に折り紙で遊ばせてくれたり、、、まさに、理想のおばあちゃん家。

折り紙タイム



Horse and the sun


@web komachi

「軽井沢レイクニュータウン」の湖のほとりにできた、日本各地の小さなつくり手と手をつなぐグローサリー&カフェ。とっても素敵なご夫婦が営んでいて、店内に入ると、生産者さんが心を込めて作った食品や野菜がずらりとならんでいます。

こだわりの食材

最近、私が大好きな小諸のりんご家sukegawaのりんごとジュースの取り扱いもはじめたみたいで、好きなものが近所に揃ってきて、嬉しい!

りんご家sukegawa

店内では、出来立てのホーサンドーナツ(きび、シナモン、きな粉)やフレンチクルーラーが楽しめて、ふわふわ&もっちりで、癖になります。

フレンチクルーラー

御代田の人気店、「porco」のソーセージが選べるホットドックも最高です。

ホットドック

インスタ見ると、2月中はお休みのようだけど、3月に再開されるそうです!


一年

@web komachi

こちらも、「軽井沢レイクニュータウン」にできた、フィンランド式のシナモンロールとサーモンスープのお店。2024年9月から2025年8月の一年限定でオープンしています。

パンセットには季節の副菜、小諸の人気パン屋「香色」さんのライ麦パンが付いていて、クリームチーズを塗ったり、スープにひたしたりして楽しめます。

サーモンスープとパンのセット
子供も美味しくいただける、優しいお味

web komachiに掲載されてた、店主の想いが素敵でした。

カフェのテーマは〈フィンランド〉。映画「かもめ食堂」を観て憧れを持ち、新婚旅行でも訪れたというフィンランド。吉崎さんは実際に訪れてみて、夏と冬で気候が大きく変わり、季節に合わせ旬を大事にした暮らしが自分の生活スタイルに似ていると感じたんだそう。店名の「一年」は一年限定という意味ももちろんですが、一年を通して旬を楽しむことができるお店にしたいという想いが込められています。

また、吉崎さんのモットーは《さまざまな地で、地元の人たちと楽しく交流しながら、その地に根ざした本当においしいものを作ること》。
「自分が主としてお店を構え、とことん表現することに初めて挑戦します。どんなお店になるのか、どんな出会いがあるのか、今からワクワクしています!ぜひお越しください。」と吉崎さん。

web komachi


八風温泉

四季折々の自然を満喫できる、森の中の天然温泉。三大美人泉質とも呼ばれる「炭酸水素塩泉」で、切り傷や美肌に効能があるそうです。

軽井沢の温泉といえば、「トンボの湯」が人気だけど、我が家のモデル旦那(温泉大好きで、あちこち訪問)のイチオシは、この八風温泉。

露天風呂の奥にある、サウナが最高なようです。軽井沢の中心的な観光地から離れているので、混雑しすぎることがなく、自分時間を満喫できるみたい。

露天風呂@ルグラン軽井沢ホテル

私が好きなのは、一人用の壺風呂。とても静かな場所なので、鳥の鳴き声、風や水の音を感じながら、何も考えずに、ぼーっとするのが気持ちいい。暑くなったら、壺から足だけ出して、景色を満喫しながら、自分だけの空間をゆったり堪能できます。

1人用の壺風呂@ルグラン軽井沢ホテル


軽井沢発地市庭

最後は、発地で一番有名なこちら。軽井沢の食文化の発祥地。地元生産者によって並べられる採れたての新鮮な野菜、加工品を販売する直売所と、地元の素材を使った料理が食べられるレストラン、イベントスペースなどが集まった「食」の市場です。

@発地市庭公式サイト

この建物、とても不思議な形をしているなぁ、と思っていたんだけど、公式サイトを見て納得。こだわり満載の建築でした。

建物は、雄大な浅間山をイメージした大きな屋根が緩やかにうねり、それを支える木の柱は斜めに配置され、長野県産カラマツの集成材をふんだんに使った、木の温もり溢れる造りで、屋内と屋外を繋ぐデッキテラスは半屋外空間となっており、爽やかな風が吹き抜ける木立の中を散歩するイメージです。

また、木材のほかにも浅間石を用いるなど、建物もロケーションも魅力的な施設として軽井沢らしい演出がなされています。

発地市庭公式サイト


残念ながら、冬の時期は、地元野菜が減ってしまうけど、厳選された食品を取り扱っているので、とっても楽しくお買い物ができます。

シーズン中の直売所はレタス&キャベツがずらり!

軽井沢に来たら、野菜や果物をたくさん買って帰りたい!って方も多いと思うので、最後にこちらに立ち寄って、お土産を買うのもオススメ。郵送手配もしてくれるので、とても便利です。


店主の想い

発地でオススメのお店をまとめていたら、私が好きなのって、お店の味やサービスはもちろんなんだけど、店主の皆さんの想いも好きなんだなぁ、って気づきました。自分で何かしようと思った時、その方のWhyってとても大事ですね。

軽井沢や隣町の御代田など、この地域には、本当に素敵なWhyを胸に移住され、新しい挑戦をされている方がたくさんいるので、人やお店との出逢いがとっても楽しい。

東京の友人たちには、そんな移住者の想いにも触れに、遊びに来てもらえたら嬉しいです!

みのり

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